国内各地のカヌレ店を集めたイベント「カヌレのワルツ」が9月13日、仙台パルコ本館(仙台市青葉区中央1、TEL 022-774-8000)6階スペース6で始まった。
高松市のカヌレ店「As canele &.(アス カヌレ アンド)」代表の寺井司さんが「カヌレを、もっと日常に。」をコンセプトに、2022年から岡山と香川の商業施設で展開するイベント。20~40代の女性を中心に人気を集めているという。
「家でも作るほどカヌレが好き」という仙台パルコ企画担当古屋陽香さんの「熱烈な」オファーが実り、東日本エリア初の開催にこぎ着けた。古屋さんは「寺井さんの思いに共感し、このすてきなイベントを仙台パルコでも開催したい、仙台にもっとカヌレを浸透させたいと強く思った」と話す。
出店は、「北のカヌリエ」(北海道)、「Mr.Beans」(青森)、「ANN CANNELE」「Echoes」(以上宮城)、「ドルチカフェ」(岐阜)、「ovgo Baker」「カヌレとアイス」「ほうじ茶と焼き菓子」(以上東京)、「Cannelé de Mimo」(長野)、「Hotsu Hotsu」(岡山)、「ハレとケ珈琲(コーヒー)」(徳島)、「As canele &.」「やえ珈琲店」(以上香川)、「石垣島カヌレ」(沖縄)の14店舗。出店者により出店日が異なる。各店自慢のカヌレをはじめ、クッキーやパウンドケーキ、琥珀(こはく)糖やコーヒーなども販売する。
寺井さんは「プリンやチーズケーキに比べるとまだ脇役なイメージが強いので、イベントを通してカヌレの魅力を伝えられたら。おいしいカヌレは日本全国にたくさんあるので、まずはそのおいしさを知ってもらい、カヌレが人々の日常に溶け込んでいけば」と笑顔を見せる。
営業時間は10時~18時。今月16日まで。