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仙台・錦町に「ぷっ福」 関西人の店主が本場の「粉もん」メニュー提供

「豚玉」

「豚玉」

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 お好み焼きや焼きそばなど関西の「粉もん」メニューを提供する「ぷっ福(ぷっぷく)」(仙台市青葉区錦町1、TEL 080-9038‐7976)が8月5日、オープンした。

焼きそば「豚キムチ」

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 店主の和泉雅博さんは大阪出身。約3年前に単身赴任で1年ほど仙台に住んでいた際、「仙台には関西のお好み焼きの店が少ない」と感じ、出店を決めたという。店舗面積は約56平方メートル。席数はカウンターとテーブル合わせて19席。

 お好み焼きは、和泉さんお薦めの「豚玉」(980円)をはじめ、エビやイカが入った「海鮮玉」(1,150円)、牛すじとこんにゃくを甘辛く煮込んだ「ぼっかけ」をのせた「ぼっかけ玉」(1,200円)、「豚玉明太(めんたい)チーズ玉」(1,350円)、「豚玉明太餅チーズ玉」(1,500円)、「海鮮明太チーズ玉」(1,500円)、「海鮮明太餅チーズ玉」(1,650円)をそろえる。

 肉は宮城の銘柄豚「JAPAN X(ジャパンエックス)」の4ミリスライス、卵は太白区の花兄園(かけいえん)から仕入れたもの、ソースはオタフクソースをベースに神戸・長田の地ソースをブレンドして使う。「生地だけ焼いて食べてもおいしい」と自信を見せる小麦粉は「企業秘密」。キャベツは粗みじんにすることで、「キャベツ感やキャベツの甘みも感じられて、生地に空気も入りやすいのでふわっとしたお好み焼きに仕上がる」という。

 焼きそばは、少し太めの麺とシャキシャキとした食感に炒めた野菜に焼きそば用にブレンドしたソースを合わせた「豚」(850円)、「海鮮」(1,050円)、「豚キムチ」(1,080円)、「ぼっかけ」(1,100円)、さっぱり味の「塩」(950円)などを用意する。お好み焼き、焼きそば共に調理したものを鉄板にのせて提供し、トッピングの追加にも対応する。

 鉄板焼きメニューや一品料理、日替わりメニューも用意。ランチタイムは、「焼そばランチ」(ライス、汁物付き、880円)、「お好み焼ランチ」(同950円)、千切りキャベツに牛肉をのせた「ぷっ福ランチ」(同1,100円)などを用意する。

 ディナーの客単価は2,000~3,000円。昼は会社員や女性客、夜は近隣に住む1人客や家族連れが多く利用しているという。和泉さんは「近所の方に愛される店にしていきたい。関西生まれ関西育ちの関西人が作る関西のお好み焼きを食べに来てもらえたら」と呼びかける。

 営業時間は、ランチ=11時~14時、ディナー=17時~21時。土曜・日曜・祝日定休。

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