「Art to You!障がい者芸術世界展 IN SENDAI」が8月29日、せんだいメディアテーク(仙台市青葉区春日町、TEL 022-713-3171)1階オープンスクエアで始まった。主催は東北障がい者芸術支援機構。
仙台育英学園インターアクト部賞を受賞した菊池宗晃さんの粘土作品「恐竜」
同機構の設立目的でもある、障害のある人の芸術活動の普及と振興を図ることを趣旨にした同展。社会生活におけるハンディキャップのある人を対象に、絵画、彫刻、手芸などの芸術作品を公募し、審査を通過した入選作品を展示する。10回目の開催となる今回は、公募対象を国外にも広げた。
会場には、応募のあった1423作品(うち海外163作品)のうち5人の審査員による1次審査で入選した135作品を展示する。画用紙やキャンパス、アクリル板やダンボール、菓子箱や米袋などに描かれた絵画、切り絵、漫画、写真のほか、織物、フェルト、粘土の立体作品など、大小さまざまな作品が並ぶ。
同機構事務局の佐藤麗子さんは「大きさや白黒も含めた色使いなど、見て何かしらを感じる感動のある展覧会となっているので、会場で観賞してもらえれば」と呼びかける
開催時間は10時~18時(最終日は16時まで)。入場無料。9月1日まで。