「仙台クラフトビールフェスティバル」が8月10日~12日、仙台市青葉区の勾当台公園市民広場で開かれる。主催はビアバー「アンバーロンド」(青葉区国分町2)を主体とする実行委員会。
2015(平成27)年に初開催し、6回目を迎えるイベント。コロナ禍の影響による中断を経て4年ぶりとなった昨年は、3日間で1万5000人が来場した。
今年は18醸造所が出店し、約100種類のたる生ビールを提供。出店ブルワリーは、GATE CRAFTBEER、鳴子温泉ブルワリー、BLACKTIDE BREWING、FOREST BREWING、やくらいビール(以上宮城)、315BEER、さくらブルワリー、三陸ビール、Brew Beast Brewery(以上岩手)、YELLOW BEER WORKS、ホップジャパン、南会津マウンテンブルーイング(以上福島)、sunao brewery、田沢湖ビール(以上秋田)、江口屋醸造所(茨城)と、実行委員会によるゲストビールブース。初めて、サイダー(リンゴの発泡酒)醸造所のOK,ADAM(秋田)、Green Neighbors Hard Cider(岩手)も出店する。価格は330ミリリットル=700円からで、飲み比べセットも用意する。
グルメフードエリアでは、仙台・宮城や東北の食材を使った料理を提供する飲食店を中心に19店が出店し、ホヤの唐揚げ、蒸しがき、牛たん焼き、唐揚げ、ギョーザ、ショーロンポー、牛串、シュラスコ、フライドポテト、もつ煮、タコス、ピザ、カレー、焼きそばなどなどビールに合う料理を提供する。会場にはテント内にテーブル椅子席260席、テント外にスタンディングテーブル席200席を設ける。
ビールとフードのペアリングを提案する初の試みも行う。チラシに組み合わせを記載するほか、会場ではMCが各ブースを回って出店者と共にアピールする。実行委員長でアンバーロンド店主の田村琢磨さんは「東北のクラフトビールと食のおいしさと魅力を、出店者と来場者の交流を通じて広く発信していきたい」と話す。「仙台初出店の醸造所もあり、バラエティーに富んだラインアップになっている。個性豊かなクラフトビールと各店自慢のつまみをペアリングして、グルメに楽しんでもらえたら」と呼びかける。
開催時間は11時~21時(最終日は20時まで)。