ベークショップ&カフェ「HONOKA COFFEE & BAKE(ホノカコーヒー&ベーク)」(仙台市太白区大野田5、TEL 022-797-5171)が仙台市地下鉄富沢駅近くにオープンして3カ月がたった。
コーヒー専門店「ほの香」富沢本店、定禅寺通り店、泉店、コーヒーロースタリー&カフェ「COFFEE HAUS」など、市内に7店舗を展開する「ほの香」(富沢南1)の新店として4月11日にオープンした同店。店内で焼き上げるスコーンやスイーツをはじめ、コーヒーマイスターがセレクトするスペシャルティコーヒーや英国産茶葉を使った紅茶などを、テイクアウトとイートインで提供する。
店主の高橋周平さんは「セントラルキッチンが手狭になったため、より魅力的な商品を生み出すため、新しい場所を1年ほど探していた。ここは焙煎(ばいせん)所に近く連携がしやすい場所で、スタッフのみんなも通いやすい場所。小さな頃から育ったエリアでもあったので思い入れもあった」と話す。店舗面積は40坪。10席のイートインスペースを設ける。「席からは、オーブンから取り出されて並ぶスコーンや、パティシエが生地作りをしている様子を見ることができる」と高橋さん。
スイーツは、スコーン(330円~380円)をはじめ、ブラウニー(470円)やバナナブレッド(510円)、ビクトリアサンドイッチ(550円)、「季節のチーズケーキ」、週末限定の「季節のトレイベイク」(以上580円~)などを用意。スコーンのラインアップは、「純生スコーン」(330円)、「くるみ&いちじく」「抹茶&ホワイトチョコレート」(以上350円)、「3種のチーズ」(360円)、「ダブルショコラ」(370円)など約10種類。スコーン2個にジャムとクロテッドクリームが付いた「スコーンセット」(730円)も用意する。
コーヒーは、「ほの香」富沢店のじか火式焙煎機で焙煎したコーヒーと、「COFFEE HAUS」の半熱風式焙煎機で焙煎したコーヒーを日替わりで提供。「本日のコーヒー」(ホット・アイス、各580円)、「特製ハンドドリップ」(680円)、「プレミアム特選コーヒー」(1,000円)など。レモネード(550円)、ロイヤルミルクティー(640円)、アールグレイティー(660円)などの紅茶やジュースも提供する。
20~30代の女性を中心に幅広い客層が利用し、客単価は1,000~1,500円。高橋さんは「富沢エリアに3店舗ある中でも、気軽に立ち寄ってもらえる『街の焼き菓子屋さん』として、地域の皆さまにホッとしていただける場所にしたい」と話す。
営業時間は8時30分~17時30分。