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東北のセブン-イレブンで野菜摂取増・減塩メニュー 宮城県内の大学生が考案

(左から)第1弾メニューを考案した仙台白百合女子大の佐藤さん、宮崎さん、武田さん

(左から)第1弾メニューを考案した仙台白百合女子大の佐藤さん、宮崎さん、武田さん

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 宮城県内の管理栄養士養成大学の学生が考案した「ベジプラスメニュー」が3月29日、東北エリアの「セブン-イレブン」で発売された。

「鮭レタス炒飯 宮城県産ロメインレタス使用」

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 宮城県によると、県民の1日当たりの平均食塩摂取量は全国的にも高く、野菜摂取量は減少傾向にあり、特に20~40代は目標の350グラムから100グラムほど不足しているという。2018(平成30)年度から、県民の健康への意識を高めることを目的に、1日当たりの野菜摂取量100グラム増と3グラムの減塩を目指す「ベジプラス100&塩eco」を推進している。

 セブン-イレブン・ジャパン(東京都千代田区)は2009(平成21)年に宮城県と地域活性化包括連携協定を締結以来、地産地消や県産品の販路拡大に取り組んでいる。県民の健康づくりを食で応援しようと、「ベジプラス100&塩eco」事業に参画した。

 「ベジプラスメニュー」の商品化に当たり、昨年9月1日~10月13日、県内で管理栄養士養成課程のある仙台白百合女子大、東北生活文化大、尚絅学院大、宮城学院女子大の学生からレシピを募集。集まった155レシピの中から6レシピが採用され、第1弾として今回、美里町の植物工場「美里グリーンベース」で生産されたロメインレタスを使った「鮭(さけ)レタス炒飯(チャーハン) 宮城県産ロメインレタス使用」(464円)と「宮城県産ロメインレタスの中華スープ」(367円)を発売した。

 仙台白百合女子大人間学部健康栄養学科3年の佐藤美玲さんと宮崎彩花さんがチャーハンを、武田彩音さんがスープを考案した。宮崎さんは「ショウガやゴマを使って風味を良くし、シャケの塩気で野菜を最後までおいしく食べることができるように工夫した。たくさんの方に手に取ってもらえたら」、武田さんは「たくさんの野菜が食べられて、肉団子やコーン、キクラゲなどで食感も楽しめスープにした」と話す。

 東北エリア1457店舗で販売する。4月15日まで。6月には第2弾として「どこを食べても美里町レタスが感じられるクリームパスタ」「シャキシャキレタス餃子(ギョーザ)」、秋には第3弾「食物繊維たっぷり和風トルティーヤ」「グリーンレタスとよだれ鶏のサラダ」の発売を予定する。

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