宮城県産の水産加工品を販売する「みやぎ水産の日まつり」が2月15日、JR仙台駅2階ステンドグラス前で始まった。主催は宮城県、県水産加工研究団体連合会。
石巻出身のシンガー・ソングライターで「ほやドル」として活動する萌江さんも授賞式に出席
県は2014(平成26)年11月、県内で取れる水産物や県内企業が製造を手がける水産加工品を県民に知ってもらい、食べてもらおうと毎月第3水曜を「みやぎ水産の日」に制定。東日本大震災復興の一助としても水産物の消費拡大を目指し、毎月、旬の魚介類をテーマ食材として取り上げPR活動を展開している。
「みやぎ水産の日まつり」はPR活動の一環として、2015(平成27)年度から同時期に開催している。今年は、1月23日に行われた「第48回宮城県水産加工品品評会」の受賞商品17品をはじめ、サバ、カキ、ホヤ、ホタテ、イカ、ワカメ、ノリ、フカヒレなどを使った水産加工品約200商品を販売する。
販売する受賞商品は、農林水産大臣賞=末永海産「帆立のリッチフレーク」(80グラム、700円)水産庁長官賞=斉吉商店「銀鮭(ぎんざけ)ゆう庵(あん)漬け 焼きほぐし」(80グラム、800円)、松島蒲鉾(かまぼこ)本舗「鯖(さば)蒲鉾」(140グラム、880円)、まるしげ「閖上赤貝刺身」(40グラム、2,370円)、宮城県知事賞=女川高等学園「ほや茶漬けの素(もと)」(57グラム、500円)、湊水産「宮城県産雨乞(あまごい)の柚子(ゆず)たらこ」(150グラム、1,620円)、ヤマナカ「牡蠣(かき)グラタン」(160グラム、600円)など。
初日のオープニングセレモニーでは品評会の表彰状授与式が行われ、池田敬之副知事から農林水産大臣賞、水産庁長官賞、宮城県知事賞の表彰状が授与された。
池田副知事は「全国屈指の生産量を誇る本県の水産加工品は、それぞれが生産者の卓越した技術から生み出され、使う食材や製品の特色などにより、宮城の海や風土を感じられるところも大きな魅力。『みやぎ水産の日まつり』では県内から集まった水産加工事業者の皆さまが自慢の品を自ら携えて直接販売されるので、この機会に宮城のおいしい水産加工品を買って食べてもらえたら」と呼びかける。
開催時間は10時~20時(最終日は19時まで)。今月18日まで。