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宮城の酒造「一ノ蔵」と「浦霞」がコラボ商品「うららとくらら」 初日完売も

ラベルにあしらわれているカエルをかぶって「うららとくらら」をアピールする一ノ蔵の鈴木さん(左)と佐浦の佐浦さん。藤崎前で

ラベルにあしらわれているカエルをかぶって「うららとくらら」をアピールする一ノ蔵の鈴木さん(左)と佐浦の佐浦さん。藤崎前で

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 宮城の日本酒出荷量1位の「一ノ蔵」(大崎市)と、2位で「浦霞(うらかすみ)」醸造元の「佐浦」(塩釜市)がコラボレーションした「特別純米酒 うららとくらら」の販売が11月8日、始まった。

8日に藤崎前で行った販売会では用意した100本が約50分で完売した

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 今年で創業50年を迎えた一ノ蔵、来年創業300年を迎える佐浦が、「日本酒の固定観念を変える」をコンセプトに初めてタッグを組んだ。精米歩合60%の県産ササニシキを原料米に仕込んだ両社の原酒を50%ずつ配合し、「優しく華やかな香りとキレのあるカジュアルな特別純米酒」に仕上げた。アルコール度数は14%、日本酒度は-6から-4。

 佐浦社長の佐浦弘一さんは「香りが良くて優しい甘みがある一ノ蔵さんのお酒に、さっぱりとした後口のキレの良い味わいの当社のお酒を合わせ、両社のいいところが合わさったようなお酒に仕上がった」と話す。「料理との相性も広く、これからの時期はセリ鍋にもよく合うと思う。軽く冷やすか常温で楽しんでもらうのがお勧め」とも。

 ラベルデザインは一ノ蔵が担当。コンセプトの「変える」をもじってカエルをモチーフにし、背景は「2つの蔵の融合」をスパイラル模様で表現したほか、さまざまな世代に楽しんでもらえるようポップに仕上げたという。一ノ蔵社長の鈴木整さんは「この斬新なラベルを見て興味を持ってもらい、若い方や女性の方を含め幅広い方々に手に取ってもらえたら」と話す。

 ライバル関係にある両社のコラボには反響も大きいといい、仙台市の百貨店「藤崎」では事前予約分260本が完売し、8日の店頭販売で用意した100本も約50分で売り切れたという。「これからお酒を実際に味わってもらい、どのような反応があるか楽しみ」と佐浦さん。鈴木さんは「県内の皆さまはもとより、旅行に来られた方々にも楽しんでもらい、日本酒市場の裾野が広がるきっかけになれば」と期待を寄せる。

 価格は720ミリリットル瓶=1,980円。当初は8000本の販売を予定していたが、反響を受けて約1万2800本に増やした。県内の酒販店、仙台市内の百貨店、仙台駅などで販売する。

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