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美田園駅で「家政夫のミタゾノ」コラボ企画 限定キーホルダーは4日で完売

「家政夫のミタゾノ」と掲出された美田園駅ホームの駅名看板。第1話の放送はミタゾノさんが同駅ホームに降り立つシーンから始まる

「家政夫のミタゾノ」と掲出された美田園駅ホームの駅名看板。第1話の放送はミタゾノさんが同駅ホームに降り立つシーンから始まる

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 仙台空港鉄道美田園駅(名取市)で現在、テレビ朝日系列のテレビドラマ「家政夫のミタゾノ」とのコラボ企画が行われている。

200個が4日間で完売した「ミタゾノ」駅名キーホルダー

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 「家政夫のミタゾノ」は、俳優の松岡昌宏さん演じる、女装した大柄な家政夫・三田園薫(通称ミタゾノさん)が、派遣された家庭や家族の内情をのぞき見し、そこに巣食う「根深い汚れ」までもすっきりと落としていくドラマ。2016(平成28)年10月に放送開始し、今年10月10日に第6シーズンが始まる。

 5月12日に美田園駅のホームで撮影が行われたことから生まれたコラボ企画。期間中、ホームにある3カ所の駅名看板に「家政夫のミタゾノ」の文字を掲出。駅構内にドラマのポスターや同駅での撮影風景を紹介するパネルを展示し、エスカレーター上の広告看板にドラマのキービジュアルを設置する。

 三田園(松岡さん)の音声による案内放送も行う。「ご乗車ありがとうございました。美田園、美田園に到着です。車内にお忘れ物のないよう、ご注意ください。本日も仙台空港鉄道をご利用いただきまして誠に痛み入ります。1番線、停車中の列車は仙台空港行きです。家政夫のミタゾノより、お知らせさせていただきました」など列車到着時の車内アナウンスのほか、駅構内の案内アナウンス、エスカレーター利用や車内マナーの呼びかけアナウンスを7時~21時に随時放送する。

 仙台空港鉄道(名取市)の職員は「美田園駅は住宅街という立地から朝や夕方の通勤・通学の時間の利用が多く、日中は静かな駅だが、コラボ企画開始から非常に多くのファンの方に来てもらっている」と話す。途中下車をしたり入場券を購入したりして、駅看板やPR看板を撮影し、案内放送を聞いている姿が見られるという。

 コラボ企画に合わせて「ミタゾノ」と片仮名表記の駅名キーホルダー(510円)を製作し、美田園駅で販売していたが、1人3個までの購入制限にもかかわらず用意していた200個が販売開始から4日間で完売した。要望を受けて現在、追加生産しているという。再販は11月ごろを予定する。

 コラボ企画は放送期間に合わせ、12月上旬までを予定する。

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