仙台の夏の風物詩「仙台七夕まつり」の関連企画として8月6日~8日、青葉山を舞台にさまざまなコンテンツを展開する新企画「仙台七夕ナイトフェス 宵灯(あか)り」が行われる。
新型コロナ感染拡大予防策を施し3年ぶりに通常規模で開催した昨年の仙台七夕まつり
仙台藩祖伊達政宗公の時代から続く伝統行事として受け継がれる東北三大祭りの一つ、仙台七夕まつり。2020年から新型コロナウイルス感染拡大の影響で中止や規模縮小開催を余儀なくされてきたが、今年は4年ぶりの通常開催となる。仙台駅前から中央通り、市内中心市街地や各商店街に伝統的な七つ飾りや豪華絢爛(けんらん)な吹き流しを掲出するほか、関連イベントを展開する。
新企画では、七夕と伊達文化をテーマにした登城路ライトアップや仙台城跡石垣にプロジェクションマッピングを施す「伊達光路」(仙台城跡、登城路、長沼)、パフォーマンス集団「白A」が手がけるアトラクション型演武ショー「伊達ロマネクス」(青葉山公園仙臺緑彩館交流体験スペース)、奥州・仙台おもてなし集団「伊達武将隊」による演武や県内マスコットキャラクターが登場する「仙台城跡七夕ナイト」(仙台城跡)、伝統的な仙台七夕飾りや竹灯籠と照明による境内ライトアップ「幻想灯夜 瑞鳳殿七夕ナイト」(瑞鳳殿)、手ぶらで利用できるバーベキューや盆踊り「仙臺緑彩館夏祭り」(仙臺緑彩館)を展開。仙台や政宗公にちなんだ謎を解きながら各会場を巡る「謎解きナイトウォーク」(参加費は500円)も行う。
開催時間は16時~21時(コンテンツによる異なる)。期間中、「七夕ナイト号」として観光循環バス「るーぷる仙台」の特別運行を行う。