仙台三越(仙台市青葉区一番町4、TEL 022-225-7111)本館7階ホールで3月9日、「Mirai week 311(ミライウイークサンイチイチ)」が始まった。
「Mirai week 311」は、「東日本大震災の風化防止と、防災の大切さを伝えつつ、東北の新たな未来の創造につなげること」を目的に、「仙台三越」「藤崎」(以上、青葉区一番町3)、「川徳」(盛岡市)、「うすい百貨店」(福島県郡山市)の東北の4つの百貨店がタッグを組んで今回、立ち上げたプロジェクト。各施設で復興や未来に向けたイベントやアイテムを展開し、仙台三越では防災グッズなどを紹介する「Miraiマルシェ」とアート&クラフトフェア「みやぎの力」を開催する。
「Miraiマルシェ」では、デザイン性の高い防災グッズや、東北の食材を使った保存食などを展示・販売する。紹介ブランド・アイテムは、「Think the day」「LUNNY'S VEGGIE(ラニーズベジー)」「MINIM+AID(ミニメイド)」「denqul(デンクル)」「イザメシ」。東北大災害科学国際研究所、災害救助犬、東日本大震災から10年後の宮城を舞台した映画「有り、触れた、未来」の紹介ブースも設ける。
「みやぎの力」は、県内の伝統工芸や創作工芸作家の作品を集め、「みやぎのものづくり」を紹介するアート&クラフトフェア。県内の地域おこし協力隊員が制作した作品や地元工芸品も展示・販売する。
開催時間は10時~19時30分(最終日は17時まで)。今月14日まで。
藤崎では、男山本店(気仙沼市)の海中貯蔵酒「蒼天伝(そうてんでん)特別純米 海中貯蔵酒 OCEAN MEMORY」とイシノマキファーム(石巻市)の「巻風エール」などクラフトビールの販売を行う。今月12日まで。