メディアテークで「光のひろば」-仙台ゆかりの人物が選ぶ「お気に入り」展示

せんだいメディアテークで開催されている「光のひろば」。風船のひもをたぐり寄せて楽しむ親子連れの様子

せんだいメディアテークで開催されている「光のひろば」。風船のひもをたぐり寄せて楽しむ親子連れの様子

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 せんだいメディアテーク(仙台市青葉区春日町、TEL 022-713-4483)で12月19日から、「SENDAI光のページェント」関連イベントのオープンカフェ「光のひろば」が開かれている。

天井一面を覆う300個の風船

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 空間デザインを手がけるのは、仙台を拠点に国内外で活躍するインテリア・空間デザイナーの尾形欣一さん。会場のオープンスクエアに「仙台ならではの木々」をイメージしたオブジェやボックスを設置し、天井には大きなケヤキと、そこから差し込むこぼれ日をイメージした約300個の風船を配した。

 風船やボックスの中、テーブルの上には仙台・宮城にゆかりのある文化人が選んだ「お気に入りの仙台」の写真やパネル、本が置かれ、参加者は風船のひもを手繰り寄せたりボックスの中を覗き込んだりしながら、それぞれの「お気に入り」を見つける仕掛け。尾形さんは「五感をフルに使って、読むことや見ることを楽しんでいただければ」と話す。

 風景や本、イベントなど仙台・宮城のさまざまな「お気に入り」を紹介するのは、映画監督の岩井俊二さん、歌手のさとう宗幸さん、歌人の俵万智さん、写真家の平間至さん、ミュージシャンの半沢武志さん(FreeTEMPO)、お笑い芸人のサンドウィッチマン、東北楽天ゴールデンイーグルスの田中将大投手、など20人。同施設のイベント担当者は、「地元にゆかりのある素敵な文化人の方がこんなにたくさんいるということを実感していただき、その人らしさの表れた『仙台』を感じてもらいたい」と話す。

 期間中、会場では在仙アーティストによるライブやパフォーマンスが行われるほか、インターネット上に特設サイトも設置。ユニークな表現方法で話題の動画口コミ情報サイト「sendai bubbles」とのコラボレーションにより、展示に参加している人物がメッセージ映像で「お気に入りの仙台・宮城」を紹介する。サイトを運営するバブルの菊地貴公さんは、「じっくりと深く見て楽しめるコンテンツになっている。期間限定のレアな映像なので、ぜひ見ていただければ」と話す。

 開催時間は12時~20時、24日まで。入場料は無料。

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