「大九州展」が1月12日、仙台の百貨店「藤崎」(仙台市青葉区一番町3、TEL 022-261-5111)本館7階催事場で始まった。
九州地方の「うまかもん(おいしいもの)」や「よかもん(良いもの)」を一堂に集めた同イベントは今年で19回目。肉加工品・魚介類加工品・漬物・総菜・弁当・調味料・スイーツ・酒・茶・工芸品など約60店が参加する。
「糖質制限をしている人にも安心して食べられるお菓子を心から喜んで食べてほしい」との思いから、2015(平成27)年にオープンした「低糖質専門店 BLUE OWL(ブルーオウル)」(宮崎)は東北エリアでの催事初出店。上白糖は使わず、天然由来の甘味料や大豆粉、ふすま粉などを使った低糖質スイーツを提供する。
福岡のもなか専門店とコラボした「低糖質ナッツ最中(もなか)バターサンド」(コーヒー、ピスタチオ、ほうじ茶、ラムレーズン=2個各972円)をはじめ、プリン(宮崎有機ほうじ茶、バニラ=各486円、宮崎勘完熟マンゴー=540円)やテリーヌ(チョコレート、ピスタチオチーズ、チーズ=各594円)など16種類の低糖質スイーツを販売。低糖質ソフトクリーム(ミルク=540円、桃、ミックス=各648円)も提供し、店頭では各スイーツの糖質量やカロリーを表示する。
同店代表補佐の菊池和洋さんは「宮城は他県に比べて低糖質に興味を持たれている方が多いと感じる。低糖質イコール甘くないんじゃないか、おいしくないんじゃないかというイメージを覆すおいしいお菓子を頑張って作っているので、この機会に試してもらえたら」と呼びかける。
このほか、「ブーランジェリーパパン」(熊本)、「古閑鮮魚店」(同、12日~18日)、サツマイモと栗のスイーツを販売する「キイロとキイロ」(鹿児島、12日~18日)、「山川町漁業組合」(同、19日~24日)が藤崎初出店となる。
開催時間は10時~18時30分(最終日は17時まで)。今月24日まで。