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せんだい農業園芸センターで梅開花 寒さの中で春待つ姿に「生命力感じて」

開花した寒紅梅(写真提供=せんだい農業園芸センター)

開花した寒紅梅(写真提供=せんだい農業園芸センター)

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 仙台市若林区の「せんだい農業園芸センター みどりの杜(もり)」(荒井切新田、TEL 022-288-0811)で梅の花が開き始めた。

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 白梅や紅梅など色も形もさまざまな約60種・約125本の梅を栽培する同園。中でも「臥龍梅(がりゅうばい)」は、仙台藩主伊達政宗公が1593年征韓の役に出陣した際、朝鮮から持ち帰り若林城(現在の宮城刑務所)に移植したと伝えられている梅の木の2世。梅園の中でも特に親しまれている。

 同センター広報担当者によると、1月7日に職員が巡回中、紅色の梅「寒紅梅」と「筑紫紅」の開花を発見したという。開花の早さは例年並みで、3月中旬から4月上旬を見頃と予想する。

 同担当者は「まだほんの数輪だが、開花した梅の花やほころび始めたつぼみを見ながら、寒い日が続く中でもゆっくりと季節が進み春に近づいていること、植物の生命力の強さを感じてもらえたら」と来園を呼びかける。

 開園時間は9時~16時。月曜休園(祝日の場合は翌日)。入場無料。

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