パン店「Girafe Repos(ジラフルポ)」(仙台市青葉区中央1、TEL 080-6934-5393)が11月22日、オープンした。場所はハピナ名掛丁商店街と愛宕上杉通の角。
若林区卸町の「Boulangerie Girafe(ブーランジェリージラフ)」(若林区卸町1)、「Boulangerie Girafe fleurs de ceriser(ブーランジェリージラフ フルールドゥスリジエ)」(大河原町)の姉妹店。店主の高橋司さんによると、若手のパン職人の技術と本店の生産能力が上がってきたことから次の物件を探し始めたという。「当初は駐車場の取れる郊外での出店を考えていたが、大阪で視察した際、同じ規模のパン屋さんが都市のど真ん中で経営していることに刺激を受け、街中を意識して探すようになった」と話す。
店舗面積は5.5坪。本店「ブーランジェリー ジラフ」の工房で、4種類(レーズン種、ホップ種、ルヴァン種、老麺種)の発酵種をパンの種類によって使い分け、フランス・ボンガード社のオリオンEVOオーブンで焼き上げたパン約130種類を販売する。
ラインアップは、「塩パンレトロ」(130円)、「湯ごねのレトロコッペ」(220円)、「ジラフめんたい」(237円)、「湯ごねの直(じか)焼きロール アンバターサンド」「ミニバタール」(以上248円)、「カレーパン」(250円)、「ブラッククロワッサン」(291円)、「大葉とハラペーニョのパニーニ」(302円)、「ダッチフロマージュ」(324円)、「オランジェ ピスターシュ」(380円)、「自家製タルタルソースと自家製レモンコンフィの海老(えび)カツドッグ」「アジフライドッグ」(以上399円)、「ハムカツディジョンBURGER(バーガー)」(410円)など。客単価は1,000~1,200円。
店名の「ルポ」はフランス語で休息の意味。少し練った生地を30分程度休ませてからまた練るルポオートリーズという製法に由来しているという。「ジラフのパンにとって、小麦と水が合わさりゆっくりと水和していくことがパン作りの根幹でもある」と高橋さん。「街中で働く人たちのオアシス(休息)となる店になれれば」と意欲を見せる。
営業時間は11時~19時。月曜定休。