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せんだいメディアテークに県内の展示施設集結 体験プログラムと展示で魅力PR

コロナ禍での中止を経て2年ぶりに開かれた昨年の「ミュージアムユニバース」

コロナ禍での中止を経て2年ぶりに開かれた昨年の「ミュージアムユニバース」

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 宮城県内の展示施設が一堂に集まるイベント「ミュージアムユニバース」が12月3日、せんだいメディアテーク(仙台市青葉区春日町、TEL 022-713-3171)1階オープンスクエアで開かれる。

昨年行われたワークショップ

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 主催は、仙台・宮城地域のミュージアムによる共同事業体「仙台・宮城ミュージアムアライアンス(以下SMMA)。現在17施設が参加し、学芸員や専門職員が持つ知識やノウハウを集積し、分野を横断した連携イベント、学校教育への協力や地域で活躍する人材の育成支援、観光資源の開発など、地域のニーズや時代に合ったミュージアムになることを目指して活動している。

 同イベントは、「それぞれの活動を束ねて増強させること」「それぞれが持つ知的文化資源を総合的に把握できる場を作ること」を目的に、2012(平成24)年から開催。展示やワークショップなどの体験を通してミュージアムの魅力や楽しさを発信する。

 今回は、ものづくりや遊びを通して各館の特色を体験するワークショップとトークイベントを用意。SMMA参加施設の情報を広報誌やパネルなどで紹介するコーナーも設ける。

 体験プログラムは5つ。黒ボール紙と白カーボン紙、金銀の粉絵の具を使って絵を描く仙台市博物館の「簡単な蒔絵(まきえ)に挑戦!」(各回先着5人、全3回入れ替え制、整理券配布)、磁石を使った工作をするスリーエム仙台市科学館「ぴょんぴょんうさぎを作ろう」(各回先着9人、午前5回・午後5回入れ替え制)、石器で革を切ってブレスレットを作る地底の森ミュージアムの「石器をつかってみよう!」(各回先着12人、全6回入れ替え制)、革ひもで縄文原体(土器の模様付けに使った道具)のストラップを作る仙台市縄文の森「よりよりストラップをつくろう!」(各回先着12人、全6回入れ替え制)、仙台の歴史にまつわるクイズに挑戦する仙台歴史ミュージアムネットワークの「クイズ&トーク 知ってる!?仙台の歴史」(定員20人程度、整理券配布)。

 担当者は「各施設の職員がアピールするので、それぞれの施設の面白さや魅力を発見してもらい、足を運んでもらうきっかけになれば」と話す。

 開催時間は10時~16時。入場無料。

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