仙台フォーラス(仙台市青葉区一番町3)が9月15日、地下1階「RUS CHIKA(ラスチカ)」の3分の1をリニューアルオープンした。
農家直送野菜や東北の調味料・食品などを販売する「花京院市場」
2022年秋のリニューアルとして食ゾーンの拡充を行った。既存のクラフトビール専門店やタップバー、スイーツパーラーやインテリア雑貨店に加え、食料品店や青果・食材店などを新たに導入し、「食を強化したフロア」として展開する。
1984(昭和59)年にファッションビルとして開業し、現在ではアパレル以外にも多様な業種の店舗が入居する仙台フォーラス。営業担当者の向当和貴さんは「当館はさまざまなお客さまに利用いただいているが、より多くのお客さまに日常的に利用してもらいたいと考えた。お客さまからの要望の強い『食』の強化を近年進めており、その中で大きな印象を持ってもらうために今回グロサリーや青果・食関連の雑貨を導入した」と話す。
新たにオープンしたのは、フランス直輸入のアンティーク雑貨と家具を取り扱う「14e(キャトーズ)」、農家直送野菜や東北の調味料・食品などを販売する「花京院市場」(青果コーナーは10月中旬新設予定)、グロサリー(食料品・食品雑貨)ショップ「3store(サンストア)」、食に関連する雑貨を集めたセレクトショップ「カネイリスタンダードストア」。
向当さんは「『フォーラスと食』はまだお客さまの中で結び付かないかもしれないが、商品や店の発信・イベントを積極的に行いながら、『食もフォーラスだよね』と言ってもらえるようなフロアにできたら」と意気込む。
営業時間は10時~20時。