宮城学院女子大の「みつばちプロジェクト」による蜂蜜販売会が「はちみつの日」の8月3日、仙台の老舗百貨店「藤崎」本館(仙台市青葉区一番町3)で開かれた。
青葉区桜ケ丘の水の森公園に隣接し、豊かな自然環境にある宮城学院女子大は2019年から企業の寄付講座で養蜂を始めた。2022年度は「みつばちプロジェクト」として活動を継承し、教員4人と学生約20人がプロジェクトメンバーとして活動している。
専門家の指導を受け、大学の敷地内に7個の巣箱を設置し、セイヨウミツバチを養蜂。集まった蜂蜜を遠心分離機にかけて採蜜してろ過し、専門業者に瓶詰めを委託し商品化した。百花蜜「水の森自然休養林のはちみつ」として、泉区長命ケ丘の複合商業施設「BRANCH仙台」で毎月第1土曜に開かれているオーガニックマーケットで販売している。
藤崎での販売会は昨年12月に続き2回目。2021年度産の「水の森自然休養林のはちみつ」を、事前に藤崎社員に接客を学んだ4人の学生が交代で店頭に立ち販売。丁寧に商品やプロジェクトの説明、PRを行った。