宮城県選挙管理委員会事務局が現在、選挙の流れを疑似体験できるイベント「にゃん議員総選挙」を開催している。
7月10日に投開票が行われる参議院選挙を前に、若者の投票率向上に向けて企画した選挙啓発キャンペーンの一環。同事務局では「特に若年層の選挙に対する心理的なハードルを下げ、興味・関心を持ってもらえるように」と、主役に「猫」を起用。テレビスポットCMやウェブ広告では、声優の野沢雅子さんが猫の声を演じている。
ウェブサイトでの投票のほか、7月2日・3日には仙台駅前の複合施設「アエル」2階アトリウム(仙台市青葉区中央1)にリアル投票所を設置し、投票を受け付ける。
候補猫は、「おひるねだいすき党 みーちゃん」「おさかなぱくぱく党 やんちゃん」「にくきゅうぷにぷに党 ぎんちゃん」の3匹。「人間がネコを広告にいっぱい使いすぎ問題」「世界的にねこじゃらし不足問題」「人間がネコを撫(な)ですぎ問題」に対する立候補猫のマニフェスト(政権公約)を読み、自分が投票したい猫を決めて投票する。
リアル投票所の投票時間は10時~20時。ウェブ投票は7月3日まで。結果は7月9日12時に、ウェブサイト、アエル2階アトリウム、テレビCMで発表。同日、アエル2階アトリウムで得票数トップの猫のオリジナルステッカー配布も行う。