ロッテ(東京都新宿区)が5月17日、仙台銘菓「喜久福」とのコラボレーション商品「喜久水庵監修 雪見だいふく×喜久福」を発売した。
昨年9月に発売40周年を迎えたロッテの人気商品「雪見だいふく」。昨年5月から「ふるさとの味」をコンセプトに、全国の銘菓とのコラボ商品を展開している。ロッテ広報担当者は「コロナ禍の状況の中、旅行に行った時のような楽しい気持ちで雪見だいふくを食べてもらえればと、さまざまなエリアでコラボを実施しながら、全国の皆さまに感謝を伝えたいと考えた」と話す。
広島「八天堂」、博多「鶴乃子」、山梨「桔梗(ききょう)信玄餅」に続くコラボレーション第4弾。ロッテが1920(大正9)年創業の老舗茶葉店「お茶の井ヶ田」(仙台市青葉区)に提案し、共同で商品化にこぎ着けた。
喜久福は「食べるお茶」をコンセプトにした同社のブランド「喜久水庵」の主力商品として1998(平成10)年に販売を始めた生クリーム大福。コラボ商品では、北海道産の小豆を使ったこしあんを京都府産宇治抹茶使用の抹茶アイスと柔らかな餅で包み、「喜久福(抹茶生クリーム)」の味わいを再現した。
同担当者は「喜久福がお好きな方のほか、全国の宮城出身の方にも地元を思い出しながら食べてもらえれば」と呼びかける。
希望小売価格は194円。全国のコンビニエンスストアと「喜久水庵」一部店舗および「お茶の井ヶ田」オンラインショップで先行販売。6月13日から取扱店を拡大する。