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宮城で県制150周年記念事業始まる 観光需要回復目指し官民一体で盛り上げ

3月22日に行われた県制150周年記念観光キャンペーン発表セレモニーの様子

3月22日に行われた県制150周年記念観光キャンペーン発表セレモニーの様子

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 宮城県が4月1日、県制150周年記念事業「笑顔咲くたび 伊達な旅 仙台・宮城~県制150周年記念観光キャンペーン~」を始める。

特設サイトでダウンロードできるガイドブック

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 1872(明治5)年2月16日(旧暦1月8日)、旧仙台藩を中心とする「仙台県」から改称する形で成立し、今年150周年を迎えた宮城県。県制150周年記念事業として、県の歴史・文化を振り返り、地域の魅力を再発見する観光キャンペーンを4月から9月にかけて展開する。新型コロナウイルス感染症の影響により大きく落ち込んだ観光需要回復を目指し、官民一体で取り組む。

 期間中、仙台市内では、仙台城(青葉城)の360度パノラマ画像をヘッドマウントディスプレー越しにバーチャル体験できる「青葉城本丸会館『仙台城VRゴー』」、宮城の作家が手がけた酒器と日本酒券5枚付きのパスポートを持ってはしご酒を楽しむ「宮城の美酒をはしごできる『ぐい呑(のみ)パスポート』」などの企画を用意。

 このほか、「箟岳山からの雲海ツアー」(涌谷町)、「みやぎ寿司(すし)海道」(塩釜市)、「ようこそ牡鹿半島 サン・ファン館へ」(石巻市)、「牡蠣(かき)漁師とめぐる春牡蠣クルーズ」(気仙沼市)、「南三陸で化石発掘体験」(南三陸町)、「懐かしのくりでんに会いに行く~運転体験~」(栗原市)などを県内各市町村で展開する。

 ポスターやガイドブック、キャンペーン特設サイトなどで情報を発信し、公式インスタグラムを使った投稿企画も行う。県内の周遊促進として、仙台・宮城観光バスツアー「伊達なバス旅」や、県内150カ所のスタンプポイントを巡るスタンプラリーも行う。県内の団体・企業も、150周年を記念した弁当やおにぎりの販売、むすび丸をデザインした郵便ポストの設置などで祝福ムードを盛り上げる。

 9月30日まで。

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