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広瀬通に宮城初「焼肉ライク」 幸楽苑がFC運営、東北出店加速の足掛かりに

アクリル板で間仕切りし、専用ロースターなどを設置した1人用カウンター席

アクリル板で間仕切りし、専用ロースターなどを設置した1人用カウンター席

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 「焼き肉のファストフード」をコンセプトにした「焼肉ライク 仙台広瀬通店」(仙台市青葉区一番町3、TEL 022-397-9575)が3月30日、オープンする。

オープン初日に290円で提供する「匠カルビ&ハラミセット」200グラム

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 焼肉ライクは1人1台の専用ロースターを導入し、利用客が自分のペースで好きな部位を食べることができるシステムが特徴。同名の運営会社「焼肉ライク」(東京都渋谷区)が2018(平成30)年8月、東京・新橋に1号店をオープンし、現在では国内に75店舗を展開している。

 仙台広瀬通店は国内76店舗目で、東北エリアでは3月24日にオープンした郡山栄町店(福島県郡山市)に続き2店舗目となり、幸楽苑ホールディングス(同)がフランチャイズ運営する。

 「もともと仙台への店舗展開を考え2年以上物件を探していたが、人気エリアのためなかなか見つからなかったが、幸楽苑ホールディングスさんとのご縁があり出店できた」と焼肉ライクの有村壮央社長。「幸楽苑 仙台広瀬通店」跡に出店した。「ここを東北のハブとして、今後東北全域に広げていきたい」と意気込み、3年以内に仙台駅周辺に約3店舗、ロードサイドに約5店舗の出店を目指す。

 店舗面積は1、2階合わせて約25坪。席数は、1階=14席、2階=16席。1人用のカウンター席をメインに、2人に1台のロースターを用意したテーブル席も用意する。アクリル板で間仕切りした1人用の客席には、注文用専用タブレット、無煙ロースター、ウオーターサーバーのほか、6種類のつけだれ、箸、おしぼりなどを設置する。タブレットで注文すると、約3分で商品がピックアップカウンターに用意される。会計は1階のセルフレジで行う。

 ご飯、キムチ、スープ付きのセットメニューは、「牛・豚カルビセット」(100グラム=580円~)、「牛・豚カルビ&牛ホルモン3種盛りセット」(150グラム=770円~)、「匠(たくみ)カルビ&バラカルビセット」(100グラム=720円~)、「匠カルビ&ハラミセット」(100グラム=810円~)など15種類を提供する。単品は、「バラカルビ」(50グラム=220円~)、「匠カルビ」(50グラム=290円~)、「ハラミ」(50グラム=310円~)、「匠カルビ&ハラミ」(100グラム=590円~)など。

 10時~11時には、バラカルビ100グラムにご飯、スープ、味付けのり、生卵またはキムチが付く「朝焼肉セット」(550円)を提供。「肉のり弁当」(並=420円~)、「網焼き牛カルビ弁当」(並=550円~)、「キムマヨ牛カルビ弁当」(並=650円~)、「網焼き牛タン&牛カルビ&ハラミ弁当」(1,340円)などテイクアウトメニューも提供する(3月31日から)。

 有村さんは「値段はもちろん、気軽さという意味でも、2カ月に1回の焼き肉を2週間に1回食べてもらえるようにしたい。仙台の皆さまに愛される、普段使いしてもらえる店になれば」と話す。

 営業時間は10時~23時。オープン初日は、「匠カルビ&ハラミセット」200グラム(通常1,070円)を290円で提供。当日は同メニューのみの提供で、290食に達した時点で閉店する。

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