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仙台文学館で「ぼのぼの」展 連載35周年、名場面の原画展示やエピソード紹介

「いりぐち ぼのぼののいるところ」

「いりぐち ぼのぼののいるところ」

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 仙台在住の漫画家・いがらしみきおさんの人気作品「ぼのぼの」連載35周年を記念した特別展「ぼのぼのたちの杜(もり)」が現在、仙台文学館(仙台市青葉区北根2、TEL 022-271-3020)3階企画展示室で開かれている。

「森のなか ぼのぼのとなかまたち」

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 1955(昭和30)年、中新田町(現・加美町)生まれのいがらしみきおさん。1979(昭和54)年、24歳で漫画家デビューし、「ネ暗トピア」「あんたが悪いっ」などの過激でシュールな4コマ漫画で注目を集める。その後2年間の休筆期間を経て、1986(昭和61)年に雑誌「まんがライフ」(竹書房)で「ぼのぼの」を連載開始。ギャグコメディーからホラー・サスペンスまで幅広いジャンルの作品を手掛け、県芸術選奨(メディア芸術部門)、文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞、日本漫画家協会賞優秀賞などを受賞している。

 「ぼのぼの」は、青いラッコの男の子・ぼのぼのを主人公に、森の仲間たちとの日常を描いた漫画作品。シンプルでかわいらしいキャラクターと不条理ギャグの融合で、国内外で人気を得ている。単行本は第46巻まで刊行され、フジテレビでアニメ「ぼのぼの」も放送されている。

 会場は、「いりぐち ぼのぼののいるところ」「森のなか ぼのぼのとなかまたち」「川のほとり ぼのぼのたちのことば」「海のうえ ぼのぼのたちのかつやく」「おでぐち ぼのぼのといっしょ」の5つで構成。ぼのぼのたちが繰り広げる不条理ギャグや、優しくも深みがあり「哲学的」とも評される言葉、いがらしさんが選ぶ名場面集などを、原稿や原画と共に紹介。いがらしさんがラッコを主人公にした漫画を描くきっかけは「マリンピア松島水族館」(2015年閉館)だったことなどエピソードも紹介するほか、描き下ろしイラストのフォトスポットも用意する。

 担当者は「全てが見どころだが、特にキャラクターや選んだ名場面についてのいがらし先生のコメントは見てほしい。このようなことを考えて描いているんだなと作品の理解が深まり、作品を読んだことがない人も興味を持てるのでは」と話す。

 開館時間は9時~17時(展示室入場は16時30分まで)。月曜(10月11日は開館)、祝日の翌日、第4木曜定休。観覧料は、一般=810円、高校生=460円、小・中学生=230円。11月28日まで。11月3日(10時~12時)は、いがらしさんによるサイン会を開催する。参加申し込みは往復はがきで受け付け、定員は抽選で50人。申し込みは10月19日まで。

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