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榴岡に熟成サツマイモのスイーツ店 和食店が勝手口で新業態、フルーツ大福も

「榴岡 銀杏」(写真左)の勝手口で営業するスイーツ専門店「おかって」

「榴岡 銀杏」(写真左)の勝手口で営業するスイーツ専門店「おかって」

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 スイーツ専門店「おかって」(仙台市宮城野区榴岡1)が仙台市地下鉄東西線宮城野通駅近くにオープンして1カ月がたった。

グラニュー糖をかけてバーナーであぶる

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 同所で営業する和食店「榴岡 銀杏(いちょう)」が、新型コロナウイルス感染拡大による外食控えがある中、「何かできることはないかなと考え、新しくスイーツのジャンルに挑戦した」と榴岡 銀杏店長兼料理長の高橋信也さん。店の勝手口を改装して営業する。

 独自の保管方法で長期熟成させて甘さを引き出した「熟成サツマイモ」を使った季節限定スイーツをメインに、榴岡 銀杏の店内で調理してテークアウト販売する。第1弾のメニューは、「冷たい熟成焼き芋ブリュレ」(500円)。熟成した「紅はるか」を蒸し焼きにした後、半冷凍状態に冷やして、注文を受けてから自家製カスタードクリームをふんだんにのせ、グラニュー糖をかけてバーナーであぶり、さつまいもチップスを添えて提供する。1日約80個を販売。9月中旬から下旬までの提供を予定し、第2弾も考案中という。

 そのほか、ミカン、キウイ、バナナ、ブドウ、イチゴ、フルーツトマトなど、季節の果実を使った「フルーツ大福」(1個350円~)も常時2、3種類そろえる。

 客単価は500円。オープンから1カ月がたち、利用客の8、9割が女性で、年代は若者から年配者まで幅広く、自宅への土産にと持ち帰る男性客もいるという。「リピーターも増え、ちょっとずつ定着しつつあると感じる。インスタグラムで『おいしかった』というメッセージももらえてありがたい」と高橋さん。「ほかのスイーツも少しずつ出していくので、気軽に来てもらえたら」と話す。

 営業時間は12時~(売り切れ次第終了)。

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