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仙台うみの杜水族館で宮水高との共同企画 コラボメニュー提供とクイズラリー

「サバ出汁豆乳ラーメン」。「さばだしを何に合わせたらおいしくなり、幅広い方々に食べてもらえるか、トッピングまでこだわった」と生出さん

「サバ出汁豆乳ラーメン」。「さばだしを何に合わせたらおいしくなり、幅広い方々に食べてもらえるか、トッピングまでこだわった」と生出さん

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 仙台うみの杜(もり)水族館(仙台市宮城野区中野4、TEL 022-355-2222)で現在、宮城水産高(石巻市)とのコラボレーション企画「未来のために知ってほしい!海のこと!」が開かれている。日本財団「海と日本プロジェクト」の一環。

1日約30食を売り上げている「ホヤとセリのかき揚げ冷やしうどん ホヤ醤付き」

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 7月22日の「海の日」から1カ月間、宮城水産高の生徒が「多くの人たちに海の魅力や海で起きている問題などを知ってもらい、未来の海を救うきっかけにしたい」という思いを込めて作ったフードメニューやクイズラリーを展開する。

 1階のフードコート「WAKUWAKU OCEAN」では、同校調理類型の生徒が開発したコラボメニューを提供。生徒から同館へのプレゼンテーションを経て採用メニューが決まり、試食や改良を経て4種類のメニューを完成させた。

 ラインアップは、サバだしと豆乳を合わせたスープに細麺を入れ梅肉の酸味であっさり味に仕上げた「サバ出汁(だし)豆乳ラーメン」(880円)、スパイシーなカレーにカリッとふわっとした食感の銀鮭(ぎんざけ)フライをのせた「銀鮭カレー」(900円)、宮城水産高がラーメン店「麺屋武蔵」と共同開発したうま味調味料の「ホヤ醤(ジャン)」をトッピングすることで「味変」が楽しめる「ホヤとセリのかき揚げ冷やしうどん ホヤ醤付き」(950円)、海藻を煮詰めて作った藻塩を振りかけた「藻塩ソフトクリーム」(350円)。

 調理類型3年の阿部優斗さんは「海の魅力が伝わるような料理になるようにと考え、若男女幅広い方々に食べてもらえるようなメニューになるように心掛けた」と話す。同3年の生出祐貴さんは「海の食材のおいしさに触れてもらうことで、海を好きになってもらえれば」と期待を寄せる。

 クイズラリーの問題は、海の環境や生物などを学んでいる生物環境類型の生徒が考案。同館に展示されている生き物に関する6問を出題する。同館入り口で「クイズ解答カード」を受け取り、館内にある出題パネルの回答を記入して全て正解すると、記念のポストカードがもらえる。参加は1日300人限定。

 生物環境類型3年の髙橋夕波さんは「子どもでも解きやすく、海洋問題を学べるよう心掛けながらクイズを作った。今、海で起きていることを知ってもらい、暮らしの中で少しでも意識してもらえたら」と話す。

 コラボメニュー提供とクイズラリー開催の時間は9時~17時30分。入館料は大人2,200円ほか。8月22日まで。

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