「宮城の水産」をテーマにした企画展「みやぎお魚パーク2021」が現在、宮城県庁(宮城県仙台市青葉区本町3)18階・県政広報展示室で開かれている。
宮城の水産物6種類の生態や収穫までの様子を動画で紹介するタブレット
県は2014(平成26)年11月、毎月第3水曜を「みやぎ水産の日」に制定。東日本大震災からの復興の一助として水産物の消費拡大を目指し、県産水産物に親しんでもらおうと毎月、旬の魚介類をテーマ食材として取り上げPR活動を展開している。6月のテーマ食材は「ホヤ」。
同展は活動の一環として県が企画した。会場では宮城の水産物や養殖業、漁船漁業などの紹介動画、今年1月に行われた「第45回宮城県水産加工品品評会」受賞商品の実物とパネルのほか、「魚の宝石」と呼ばれる魚の耳石約110点を展示する。
大型スクリーンでは、今年10月に石巻市を主会場に開催される「全国豊かな海づくり大会」のPR動画を上映。水産関係のパンフレットや、水産加工品直売所マップも配布する。
県水産業振興課担当者は「県民の皆さまに宮城の漁業に興味を持ってもらい、学ぶきっかけや、宮城のおいしい水産物を食べるきっかけになれば」と期待を寄せる。
開催時間は9時30分~16時。土曜・日曜閉庁。7月2日まで。