「卵かけ放題ごはん TKHGとびうめ食堂」(仙台市青葉区中央2、TEL 080-1685-8142)が4月26日、クリスロード商店街にオープンした。
運営は、市内を中心に飲食店12店舗を展開する「飛梅」(国分町3)。社長の松野水緒さんは「コロナ禍のあおりを多大に受け昨年から試行錯誤を繰り返してきた中、お客さまが廉価で気軽に利用できる食事所を必要としていることを実感した」と話す。「広い店舗を利用して感染症対策を万全にしたビュッフェ方式で人件費を抑え、安価におなかいっぱい食べられる店、生産者さんから直送される食材をお届けする場として」(松野さん)、同所で展開していた別店舗の跡地に新業態を出店した。TKHGは「卵かけ放題ご飯」の頭文字。店舗面積は60坪、席数は58席。先会計のセルフ方式を採用する。
ご飯は登米産「ひとめぼれ」を「硬過ぎず軟らか過ぎず生卵を生かすように」炊く。小盛り(100グラム=350円)、並盛り(200グラム=400円)、大盛り(300グラム=450円)、超盛り(400グラム=500円)の4サイズを用意する。
卵、トッピングはかけ放題。卵は竹鶏ファーム(白石市)の「竹鶏たまご(白玉)」と、花兄園(仙台市太白区)の「花たまご(赤玉)」の2種類のほか、数量限定の「日替わりたまご」を用意する。トッピングは、梅干し、おしんこ、かつお節、納豆、塩昆布、あぶりめんたいこ、韓国のり、なめたけ、ネギ、イカの塩辛、閖上シラスなど約25種類。しょうゆ、塩、ごま油、ラー油など約20種類の調味料も置く。セパレーターや泡立て用グッズなども用意し、卵かけご飯の作り方や調味料アレンジなど、さまざまな食べ方を紹介する。
日替わり具材のみそ汁(150円)や、牛肉コロッケ(1個100円)、鶏竜田揚げ(3個250円)、カキフライ(2個300円)などのおかず、ドリンクも提供する。
松野さんは「日本人の定番で、とてもシンプルな卵かけご飯だが、食べ方は無限にある。自分だけの食べ方を見つけて、宮城が誇るコメと卵の魅力を存分に味わっていたければ」と話す。
営業時間は11時~20時。