イチゴを使ったスイーツを販売する「ICHIBIKO(いちびこ)」エスパル仙台店(TEL 022-354-1514)が4月26日、エスパル仙台(仙台市青葉区中央1)東館2階にオープンした。
完熟イチゴと甘さ控えめの生クリームを合わせた「ICHIBIKOいろ・いろショート しろ」
山元町で「食べる宝石 ミガキイチゴ」を栽培する農業生産法人「GRA」のグループ企業「いいね」(東京都渋谷区)が運営する「いちびこ」。2017(平成29)年7月、東京・世田谷に1号店を出店し、現在は都内に6店舗を展開する。宮城県内には2019(平成31)年に閖上店(名取市)を出店し、今回が仙台初出店。
同社広報担当者は「創業時から宮城県のターミナル駅である仙台駅に出店したいと考えていた。自社農場で作るイチゴで豊かさを届けたい、地元の方にも愛されるブランドになりたいという思いはずっとあり、コロナ禍の厳しい状況下ではあるが、震災10年の節目の年に新たなチャレンジをすることを決めた」と話す。
イチゴを使ったドリンクやケーキ、焼き菓子やジャム、農場直送の完熟生イチゴなどを販売する。ラインアップは、季節限定の「ミガキイチゴ」(1パック756円)、「ミガキイチゴバター」「ミガキイチゴジャム」(以上1,058円)、「ICHIBIKOいちごミルクのもと」(1,296円)、「とっておきフィナンシェ」(4個=864円、8個=1,728円)、「とっておきバターサンド」(4個=1,080円、8個=2,160円)、「いちごのタルト(ギフトボックス付き)」(3個=1,674円、6個=3,078円)。
ドリンクは、一晩砂糖漬けにした刻みイチゴを牛乳に入れた「いちびこミルク」「いちびこミルク」(810円)をはじめ、「ストロベリースムージー」「いちごのフレッシュジュース(エスパル仙台店限定)」(以上756円) 、「季節のスムージー(いちごいちご)」(810円)の4種類を提供する。
「そのまま食べても甘酸っぱくてジューシーな農場直送の完熟摘みたてイチゴを、四季を通じて彩りよく楽しんでいただきたい」と、エスパル仙台店限定のケーキ「ICHIBIKOいろ・いろショート」も販売する。いちびこで一番人気の「いちごのショートケーキ」をベースに、イチゴと旬のフルーツを組み合わせたケーキ。現在のラインアップは、完熟イチゴと甘さ控えめの生クリームを合わせた「ICHIBIKOいろ・いろショート しろ」(756円)、完熟イチゴとつぶしたイチゴを練り込んだいちごクリームを挟んで仕上げた同「あか」(820円)のほか、季節商品として、完熟イチゴとグリーンキウイ・生クリームを合わせた「みどり」、完熟イチゴとダブルマーコットと生クリームを合わせた「だいだい」(以上777円)の4種類をそろえる。
担当者は「普段使いとして、ケーキ1つ、ドリンク1杯といった利用から、家族への手土産のまとめ買いまで、さまざまなニーズに合わせた提案をしていきたい」と話す。
営業時間は9時~21時(新型コロナウイルス感染防止対策のため、当面の間は10時~20時)。