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地下鉄南北線の新型車両デザイン、投票で決定へ 3月9日からウェブと駅で

正面のデザイン。左からA案、B案、C案

正面のデザイン。左からA案、B案、C案

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 仙台市交通局が3月9日から、2024年に運用開始予定の仙台市地下鉄南北線新型車両「3000系」のデザイン投票を実施する。市民や地下鉄利用者、南北線沿線の小学生の投票結果を受けて、新型車両のデザインを決定する。

A案の車両デザイン

 1987(昭和62)年7月15日、八乙女駅~富沢駅間13.1キロを結ぶ路線として開業した南北線。1992(平成4)年には八乙女駅~泉中央駅間が延伸開通し、全区間14.8キロを運行する。開業に合わせて導入した「1000系」は、1988(昭和63)年に性能・デザイン・運用などで優れた新型車両に贈られる「ローレル賞」を受賞。「バリアフリー化やお客さまサービスおよび機器の信頼性向上」を目的に2003(平成15年)度から、「1000N系」として順次車両改修を行った。

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 南北線開業から30年以上が経過し、一般的な耐用年数を迎えることから今回、「安全かつ快適な輸送サービスの提供」を目指し、3000系車両に更新する。「杜(もり)の都」をイメージした「グリーン」をラインカラーとした現行の車両デザインが長く親しまれてきていることから、新型車両もこのラインカラーを踏襲したデザインを3案作成し、投票で決定する。

 「南北線車両からの進化」のA案は、現在の車両のくの字型の先頭形状を継承し、ライトを前面ラインと一体化させ進化したイメージを創出した。「シンプルで優しい」B案は、真四角に近い形としながらも緩やかにカーブしたシンプルな先頭形状と、正方形のライトとワンポイントのアクセントで優しい表情になっている。「懐かしくて新しい」C案は、丸形のライトと仙台市電をモチーフにした前面ラインカラーでレトロ感を創出し、角が無く丸みを持たせた先頭形状で新しい印象。

 車体の素材はアルミニウム合金(無塗装)。車両サイズは1000N系とほぼ同じだが、具体の寸法は設計中。編成は1000N系と同じ4両1編成。トレインビジョンの導入を予定するほか、バリアフリーに配慮しつつ、省エネルギー化された電気装置を持つ、維持管理しやすい新型車両の導入を検討していくといいう。

 1編成目は2024年に運用を始め、2030年度にかけて順次更新を行っていく予定。市交通局の担当者は「南北線の車両が皆さまに長く親しんでいただけるように、投票という形で車両作りに参加していただければ」と投票を呼び掛ける。

 投票は、市交通局ホームページの特設サイトほか、南北線・東西線の主要7駅(泉中央、勾当台公園、長町南、仙台、八木山動物公園、青葉通一番町、薬師堂)構内の投票箱で受け付ける。3月29日まで。結果発表は5月を予定。

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