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仙台「藤崎」に全国の駅弁と「うまいもの」集結 デパートで旅行気分に

うまいもの市で販売する滋賀「菓匠将満」の「大福餅」

うまいもの市で販売する滋賀「菓匠将満」の「大福餅」

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 毎年恒例の「全国駅弁大会とうまいもの市」が2月16日、仙台の老舗百貨店「藤崎」(仙台市青葉区一番町3、TEL 022-261-5111)本館7階で始まった。

藤崎のバイヤーがよりすぐった70種類以上をそろえる全国駅弁大会

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 全国各地の駅弁と、水産加工品・肉加工品・総菜・調味料・スイーツ・茶葉・酒類などの「うまいもの」を集めた人気企画。18回目となる今年は72社が出店し、うち13社が初出店となる。新型コロナウイルス感染予防対策として、密集を避けるために例年よりも出店者数を減らし、会場内の通路幅を広げたほか、試食・試飲は中止とした。

 全国駅弁大会では、海鮮・肉・幕の内・キャラクターなど、藤崎のバイヤーがよりすぐった70種類以上を販売。主なラインアップは、函館本線・森駅「いかめし」(780円)、根室本線・厚岸駅「氏家かきめし」(1,080円)、根室本線・釧路駅「いわしとさばのほっかぶり寿司(すし)」(1,290円)、北陸本線・加賀温泉駅「のどぐろと香箱蟹と甘えびの三昧弁当」(1,480円)、宗谷本線・稚内駅「道産牛ローストビーフ」(1,782円)などで、日替わり駅弁も用意する。東北地方の駅弁販売で使われていた法被、販売箱や掛け紙、写真などを展示する「東北の駅弁アーカイブ」コーナーも設けた。

 うまいもの市では、滋賀「菓匠将満」の「大福餅」(1個101円)、京都「幸福屋」の「京たい焼」(1個216円)、兵庫「シューザック」の「クロワッサンシュークリーム」(1個292円)、大阪「パティスリーカントナ」の「いちご大福」(324円)、鳥取「鳥取からあげ こてつ家」の「梨酢からあげ」(100グラム451円)、兵庫「茶笑」の「抹茶ティラミス」(1個540円)、東京「キャンディーアップル」の「りんごあめ」(1個648円)、愛知「地雷也」の「天むす」(5個入り、751円)、高知「四万十生産」の「藁(わら)焼き鰹(かつお)のたたき 背節」(100グラム799円)、兵庫「&アーリグレイ」の「fortune台湾カステラアールグレイBOX」(1個972円、各日50箱限り)、石川「かわに」の「農家屋ぽてと」(ぷれーん・抹茶各2個入り、980円)などの総菜やスイーツを取りそろえる。

 27都道府県から75種類のご当地パンを集めた「全国ご当地パン大集合」や、高知・石川・沖縄のアンテナショップコーナーも設ける。藤崎広報担当者は「今回はデパートで旅行に行った気分になっていただけるよう趣向を凝らした。駅弁はもちろん、出来たての総菜や話題のスイーツなど、日本中のうまいものが一堂に集まっているので、旅行気分を少しでも楽しんでいただければ」と呼び掛ける。

 営業時間は10時~19時(最終日は17時まで)。今月28日まで。

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