
「宮城県学校給食『伊達(だて)な献立』コンクール」の受賞献立を日替わりで提供する「伊達な学校給食フェア」が1月21日から、宮城県庁2階の食堂「カフェテリアけやき」で開かれる。
学校給食における地場産物の利用と学校給食関係者の研さんと意欲向上を目的に、2008(平成25)年度から実施している「宮城県学校給食『伊達な献立』コンクール」で入賞した7つの学校給食の献立を日替わりで提供する同企画。1月24日~30日の「全国学校給食週間」に合わせて同年度から毎年行い、学校給食に関心のある県民や県職員をはじめ、栄養士、栄養教諭を目指す学生などが訪れている。
本年度は新型コロナウイルス感染症予防に伴いコンクールが中止となったことから、第1回から昨年度の第7回までの知事賞を受賞した献立を日替わりで提供する。
献立は、21日=ご飯、ささみのレモン煮、カラフル焼きビーフン、唐桑産ワカメのスープ、唐桑産リンゴの一口パイ(気仙沼市立唐桑中)、22日=ご飯、三陸産フカ肉の酢豚風、春雨サラダ、中華コーンスープ、大唐桑のマーラーカオ(気仙沼市立小原木中)、25日=ご飯、カツオの竜田おろしソース、小松菜とさきいかのあえ物、カラフル米麺のスープ、リンゴのゼリー(岩沼市立岩沼北中)、26日=鶏ゴボウご飯、笹(ささ)かまのカラフルみそマヨネーズ焼き、三陸産ワカメのごまあえ、マイタケのすまし汁、登米市産リンゴ(登米市西部学校給食センター)、27日=ご飯、鶏肉の甘辛だれ絡め、なまり節入りキュウリのあえ物、気仙沼産ホヤの中華スープ、杏仁(あんにん)豆腐(気仙沼市立唐桑中)、28日=ご飯、モウカザメのバンバンジーソースがけ、油麩(あぶらふ)と彩り野菜のピリ辛炒め、春雨スープ、登米市産リンゴ(登米市西部学校給食センター)、29日=三陸産海苔(のり)のノリノリご飯、白石産卵のカラフル千草焼き、地場産野菜の土佐漬け、八平汁、ミニトマト、オレンジ(宮城県立支援学校岩沼高等学園)。
宮城県教育庁スポーツ健康課学校保健給食班の担当者は「学校給食は教育活動の一環として、各地域の特色を生かしながら生きた教材となるよう、さまざまな工夫を凝らしている。各地域の特色ある学校給食を味わいながら、県産の食材や学校給食について関心を持っていただければ」と期待を寄せる。
価格は500円(1日60食限定)。提供時間は11時~(なくなり次第終了)。今月29日まで。