全国各地のご当地菓子を一堂に集めた「全国縦断お土産まつり」が1月8日、仙台の百貨店「藤崎」(仙台市青葉区一番町3、TEL 022-261-5111)本館7階催事場で始まった。
商品をアピールする「撮り鉄バイヤー」こと藤崎地域物産振興担当バイヤーの松岡達哉さん
主催は菓子類販売促進コンソーシアム(全国菓子工業組合連合会、東京都港区)。新型コロナウイルス禍による需要急減で苦境に立たされている土産菓子業者を支援しようと、農林水産省の菓子類販売促進緊急対策事業の補助を受けて、昨年10月広島を皮切りに、全国8カ所で展開している。
会場では、まんじゅうや煎餅などの定番から、地域の特色を生かしたオリジナリティーあふれるスイーツまで、47都道府県・約300種類以上の土産菓子をそろえる。主なラインアップは次の通り。北海道=「北海道あんぽてと」、岩手=「雪のイチゴ」、青森=「アップルクーヘン」、長野=「信州りんご」、千葉「ぴーなっつ最中(もなか)」、富山=「玉衣」、静岡=「うなぎパイ」、大阪=「デスソース柿の種」、京都「ねこもにゃか」、岡山=「妖怪きびだんご」、島根「どじょう掬(すく)い饅頭(まんじゅう)」、香川=「五名の玉栗」、愛媛=「一六タルト柚子(ゆず)」、沖縄=「元祖紅芋タルト」、熊本=「ハッピー陣太鼓くまモン」、福岡=「かきはちの琥珀(こはく)糖花筆箱」。
藤崎担当者は「コロナ禍で遠出や帰省ができない中、各地に足を運ばなくてもおいしいお菓子、珍しいお菓子を購入できる機会。旅行気分を楽しんでいただきたい」と呼び掛ける。
営業時間は10時~19時(最終日は17時まで)。今月13日まで。