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八木山動物公園で恒例の正月開園 カピバラからキリンへ干支の引き継ぎも

キリンのジュリーをメインに、同じくウシ目のヤギ、カバ、ラクダをあしらった巨大絵馬と「丑(うし)」の一字を揮毫(きごう)した大だこ

キリンのジュリーをメインに、同じくウシ目のヤギ、カバ、ラクダをあしらった巨大絵馬と「丑(うし)」の一字を揮毫(きごう)した大だこ

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 「八木山動物公園フジサキの杜(仙台市八木山動物公園)」(仙台市太白区八木山本町1、TEL 022-229-0631)で2021年1月2日・3日、毎年恒例の正月開園が行われる。

飼育員がお年玉として特別な餌をあげる「動物たちのおやつタイム」

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 来園者の要望に応え2006(平成18)年度に初めて行い、15回目となる正月開園。今年は1月2日に2095人、3日に2511人が来園した。

 ネズミの仲間「カピバラ」からウシの仲間「キリン」への「干支(えと)の動物引き継ぎ式」のほか、来アフリカゾウへの特別餌やり体験「動物たちにお年玉のプレゼント」、飼育員による「動物のおやつタイム」、ヤギやヒツジとの触れ合い体験などの催しを予定する。同園担当者は「お正月ならではのスペシャルなイベントを用意してお待ちしている。新年を当園の動物たちと一緒にお祝いしていただければ」と呼び掛ける。

 ビジターセンター展示室には、毎年人気の記念撮影スポットとなっている横180センチ、縦130センチの巨大絵馬を設置。「干支にちなんだ絵馬を通して来園者の皆さんに園内の動物に親しんでいただき、新しい年をお祝いする撮影スポットとしても活用してもらえれば」と2013(平成25)年末から行っているもので、今回はキリンの「ジュリー」(3歳、雄)をメインに、同じくウシ目のヤギ、カバ、ラクダをあしらう。

 新型コロナウイルス感染拡大防止策として、一部観覧順路の一方通行化、観覧者同士の距離確保を促す看板設置、一部屋内展示場の休止、園内の定期的な消毒、園内各施設における開口部の開放と換気などを行う。来園者には、マスク着用やせきエチケット、こまめな手洗い、ソーシャルディスタンス確保を求める。

 開園時間は両日とも10時~16時(最終入園は15時)。入園料は一般=480円、小・中学生=120円、未就学児無料。天候や動物の体調、新型コロナ感染拡大防止によるイベント中止の場合もあるため、ホームページや入園口の掲示での確認を呼び掛ける。巨大絵馬の展示は1月11日まで。

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