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パンセ松島店の「牡蠣カレーパン」、「カレーパングランプリ」で金賞

パンセ取締役の星晃さん(左)と松島店店長の林田弘志さん

パンセ取締役の星晃さん(左)と松島店店長の林田弘志さん

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 「Pansee(パンセ)」松島店(松島町、TEL 022-353-2844)で販売している「牡蠣(かき)カレーパン」が、日本カレーパン協会主催の「カレーパングランプリ2020」バラエティー部門で金賞を受賞した。

丸ごとのカキがゴロッと入った「牡蠣カレーパン」

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 宮城県内に11店舗を展開するベーカリー「Pansee」。松島店は2008(平成21)年5月にオープンした。他店舗とは違い、松島店限定の「牡蠣カレーパン」(300円)と「ずんだメロンパン」(200円)のみを販売するのが特徴。

 牡蠣カレーパンはオープン当初から販売している看板商品。「松島店はパンセの中では特殊な店。観光地という初めての立地へオープンするに当たり、特色を出した商品を販売したいと考えた」と店長の林田弘志さん。「パンセの人気商品『牛肉ゴロゴロカレーパン』のように、カキを使って人気が出るようなカレーパンを商品化したいと思った」と話す。現在、松島市民や観光客など幅広い層が購入し、平日は200個~250個、土曜・日曜は600個~700個を売り上げる人気商品という。

 細かく刻んだカキを交ぜ風味を閉じ込めた中辛のカレールーと蒸したカキを約2個入れ、パン生地で包み、サクッとした食感に揚げた。カキは国産のものを使う。客のニーズに合わせてリニューアルを重ね、「カキと一番合うルーはどれかと試行錯誤しながら現在に至っている」と林田さん。「できるだけ揚げたて、作りたてで熱いものを提供しようと、人通りの状況を見ながら揚げている」とも。

 カレーパングランプリには初めての出場で受賞した。林田さんは「コロナ禍の中でとても励みになる。もっともっとおいしい牡蠣カレーパンを作っていきたい」と笑顔を見せる。「『おいしかったからまた買いに来たよ』という声を頂くことが一番うれしい。コロナ対策も万全にしているので、安心して利用いただければ」と呼び掛ける。

 営業時間は10時~17時(土曜・日曜・祝日は9時~)。

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