アニメ「鬼滅の刃」の展示イベント「TVアニメ『鬼滅の刃』全集中展」が9月11日、仙台駅前の商業施設「イービーンズ」(仙台市青葉区中央4、TEL 022-266-2222)9階・杜(もり)のイベントホールで始まる。
「鬼滅の刃」は吾峠呼世晴(ごとうげこよはる)さん原作の人気漫画で、2016(平成28)年に「週刊少年ジャンプ」(集英社)で連載を始め、今年5月に完結した。大正時代の日本を舞台に、主人公の心優しき少年・竈門炭治郎(かまどたんじろう)が、家族を殺した鬼を討つため、鬼に変貌してしまった妹・禰豆子(ねずこ)を連れて、「鬼狩り」の道を進む姿を描く。コミック累計発行部数は8000万部を超える。
2019(平成31)年4月にはテレビアニメ化され、2クール・全26話を放映。幅広い層の支持を獲得し、社会現象を起こすヒットとなった。10月16日には「劇場版『鬼滅の刃』無限列車編」の公開も予定している。
同展は、「テレビアニメ『鬼滅の刃』“竈門炭治郎 立志編”」の振り返りから「2020年劇場版『鬼滅の刃』無限列車編」へと続く内容。来場者は鬼殺隊の新人隊士となり、映像・制作資料などを通じ「鬼と鬼殺隊の戦いの歴史」を追体験する。
展示は、鬼殺隊の最終選別が行われる藤襲山の様子を再現した「エントランス~藤襲山」、鬼殺隊の戦いの歴史を振り返る「鬼殺隊本部」、等身大の鬼や無限城を部分的に再現した「鬼の間」、原画やフォトスポットなど呼吸(作中に登場する流派)に注目した展示物を用意する「那田蜘蛛山の戦い」、各話のアイキャッチを展示する「アイキャッチ全集」、劇場版の最新予告編を公開する「無限列車予告」、吾峠呼世晴さんによる公式スピンオフ「キメツ学園物語」のフォトスポットなどを用意する「キメツ学園」、アニメーション制作を手掛けたユーフォーテーブルのスタッフ68人が描き下ろした73枚の色紙を展示する「色紙展示コーナー」で構成する。
各キャラクターの「呼吸」を大型スクリーンで体感できるコーナーや、会場内にあるQRコードを読み取り、スマートフォンを使って「全集中・常中」を訓練する「特別訓練」も用意する。
物販会場では、展覧会オリジナルグッズや関連グッズをラインアップ。宮城会場限定の「ご当地SD A4クリアファイル【宮城】」(407円)、「牛タン」と「ずんだ」風味の「鬼滅の塩」(2種、各770円)、「ご当地SD アクリルチャームセット【宮城】」(3,500円)も販売する(商品により購入制限あり)。物販会場への入場は、展覧会出口で配布される「物販会場入場券」の提示が必要となる。
開催時間は10時~19時30分(入場は閉場30分前まで、最終日は17時まで)。混雑緩和・安全対策のため全日日時指定制を導入し、入場券や音声ガイド引換券はローソンチケットで販売する。料金は、一般=1,500円、高校生=900円、中学生=700円、小学生=500円、グッズ付き入場券(一般のみ)=3,000円、音声ガイド引換券=700円。今月27日まで。