高級食パン専門店「考えた人すごいわ ブレッドパーク名取店」(TEL 022-797-0320)が7月19日、名取市にオープンする。
ベーカリープロデューサーの岸本拓也さんがプロデュースし、東北を中心にコッペパン専門店「(食)盛岡製パン」や和食・甘味「かんながら」などの飲食店を手掛けるオーネスティグループ(埼玉県所沢市)が運営する「考えた人すごいわ」。昨年8月には東北初となる仙台店(仙台市青葉区本町1、TEL 022-748-5056)を出店し、現在も1日400~500本前後の食パンが毎日完売しているという。市内や県内を中心に、週末には山形や岩手など近県から訪れる客も多い。
名取店は全国6店目、初のカフェ併設店となる。メインターゲットは名取市近郊のファミリー層。「家族で来ていただいて、おいしいパンとコーヒーを飲んでもらうことで、パワーを与えられる場所を作りたいと思った」とオーネスティグループ社長の大舘誠さん。「末永く地域の方に愛される店を目指したい。仙台や福島などからも車で来ていただければ」とも。
窓越しにテークアウト販売を行い、店内では焼きたての食パンを使ったメニューやオリジナルコーヒーを提供する。店舗面積は46坪。席数はテーブル42席、テラス16席。敷地内には天然芝を敷き、木製の滑り台やブランコなどの遊具を設置する。
テークアウトでは、看板商品の食パン2種類「魂仕込(こんじこみ)」(2斤サイズ800円)、「宝石箱」(同980円、近日発売予定)をはじめ、「塩パン」(120円)、魂仕込を使ったサンドイッチ(280円~400円)などを販売。食パンの購入は1人2本までで、7時45分ごろから配布する引き渡し券(8時~11時に引き渡し)または引き渡し整理券(12時~16時の焼き上がりが対象)が必要。18時以降は整理券なしの先着順で販売し、売り切れ次第終了となる。当面の間は1日約400本の販売を予定する。
カフェでは、3種類のホットサンド「ハム&チーズトマト」「てりたまチキン」「ルーベンサンド」(以上、単品650円、セット930円)をはじめ、「蔵王の地養卵サンド」(同550円、同830円)、「チキン南蛮サンド」(同650円、同930円)、「自家製ミルフィーユカツサンド」(同850円、同1,130円)を提供。セットにはサラダとドリンクが付く。ソフトクリーム(350円)や「パンプディングパフェ」(680円)などのスイーツも用意する(価格は全て税別)。一部商品はテークアウトに対応する。
8時~11時はモーニングとして、トーストセット(ドリンク・ジャム&バター付き、580円)、チーズトーストセット(ドリンク・蜂蜜付き、680円)を提供する。
営業時間は8時~19時。新型コロナウイルス感染防止対策として、従業員の体調管理、マスク着用、うがい・手洗いの徹底、店内の定期的な換気やアルコール消毒を行い、客には入店時の検温や手指消毒を求める。