「SENDAI光のページェント」開幕に合わせ12月6日、期間限定「キリンビール仙台工場 一番搾りキッチン」が勾当台公園市民広場円形公園にオープンした。
2004(平成26)年から毎年、見物客向けに「冷えた体を温めながら休憩できるスペース」を提供しているキリンビール南東北支社(仙台市青葉区立町)。今年も10メートル四方の大型テント2張りにストーブを置いたスペースを設け、スタンディングで最大約140人を収容する。同社担当者は「温まりながらおいしいビールをたくさん飲んでいただければ」と話す。
ビールは、仙台工場産「キリン一番搾り樽(たる)生ビール」をはじめ、仙台工場産・東北限定「一番搾り とれたてホップ 樽詰生ビール」「一番搾り〈黒生〉生ビール」「一番搾り ハーフ&ハーフ」(以上500円)、「一番搾りプレミアム」(650円)のほか、日替わりクラフトビールも用意。そのほかハイボール、ウイスキー、ワイン、焼酎、紹興酒、ソフトドリンクなど計23種類を提供する。
フードは旬の県産食材を中心に使った計15品を提供。仙台白菜と笹(ささ)かまぼこなどが入った「みやぎの恵みおでん」をはじめ、「宮城県産かきフライ」「仙台せりの鍋」「気仙沼ホルモン」「たっぷり蔵王チーズの揚げたこ」(以上600円)、「蒸しほや」「ほや唐揚げ」「三陸ワカメのから揚げ」(以上400円)、「まるごと宮城パエリア」(700円)、「伊豆沼ソーセージ5種盛り」(1,000円)など。
初の試みとして、隣接するカフェレストラン「Route 227s' Cafe TOHOKU」とのタイアップメニューも用意する。「両店舗で宮城県食材を応援するメニューを展開することで、県内・県外の幅広いお客さまに宮城の食の魅力をお楽しみいただきたい」と担当者。
店内にはステージを設け、キリンビール仙台工場のスタッフによる「麦汁試飲イベント」や、地元ミュージシャンによる音楽ライブを行う。
営業時間は17時~22時(土曜・日曜は15時~)。今月25日まで。