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「東日本放送」新社屋着工へ あすと長町の建設予定地で地鎮祭、21年完工予定

10月25日に行われた地鎮祭の様子

10月25日に行われた地鎮祭の様子

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 仙台市太白区あすと長町の東日本放送新社屋建設予定地で10月25日、地鎮祭が行われた。局や工事の関係者ら約50人が出席し、建設工事の安全を祈願した。

東日本放送新社屋外観パース

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 1975(昭和50)年に県内4つ目の民放テレビ局として青葉区上杉で開局し、1991(平成3)年に現在の青葉区双葉ケ丘へ移転した東日本放送。今年10月1日、開局44周年を迎えた。

 「これからのテレビ局の在り方を考え、より視聴者と触れ合え、より地域に開かれたテレビ局を目指すために」(同局)と、放送設備(マスター)の更新に合わせ移転を計画。2016(平成28)年3月に土地を取得し、同年6月に検討委員会を立ち上げた。

 担当者は「あすと長町は交通アクセスも良く、商業・医療・スポーツ・文化のあらゆる分野でバランスよく発展している街であり、周辺施設等との相乗効果に大きく期待している。建設地の目の前にある都市公園『杜の広場公園』を十分に活用して、にぎわいをつくり、地域の発展に寄与していきたい」と話す。

 建物は鉄骨造りで地上4階、塔屋1階。延べ床面積は8510.61平方メートル、建築面積は2964.98平方メートル。2つのテレビスタジオと、報道フロア併設スタジオを備える。1階はオープンな空間とし、一般の人も利用できるカフェや、番組の公開収録やイベントに対応できる多目的ホール(最大約200人収容)を整備する。

 11月1日着工、2021年1月31日完工予定。同年10月1日の運用開始を目指す。

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