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仙台うみの杜水族館で「日本酒ナイト」 魚を「さかな」に飲み比べ、缶つまガチャも

蔵元との交流も楽しみの一つ。写真は5月に開かれた前回の様子

蔵元との交流も楽しみの一つ。写真は5月に開かれた前回の様子

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 夜の水族館で地酒を楽しむ「魚を肴(さかな)に 日本酒ナイト水族館 2019秋の雅(みやび)」が10月5日、仙台うみの杜(もり)水族館(仙台市宮城野区中野4、TEL 022-355-2222)で開かれる。

スタンディングテーブルも用意され、水槽を眺めながらゆっくり日本酒を楽しめる

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 被災地復興支援企画として2017(平成29)年9月に初開催し、毎回日本酒好きの幅広い層の「おひとりさま」やカップル、グループが参加する人気企画。今年5月の「春の宴」には878人が来場。毎回訪れ特典のオリジナルグラスを集めているファンもいるという。副館長の和田淳太さんは「ファンが広がっていることを感じる。蔵元さんたちの情熱と参加される方の笑顔が良い雰囲気を生み出しているのでは」と話す。

 5回目となる今回は9蔵元が参加し、自慢の銘酒や秘蔵酒を振る舞い日本酒の魅力を伝える。参加蔵元は、港町から「男山本店」「角星」(以上、気仙沼市)、「墨廼江酒造」「平孝酒造」(以上、石巻市)、「佐浦」「阿部勘酒造」(以上、塩釜市)と、ゲスト蔵元の「大沼酒造店」(村田町)、「一ノ蔵」(大崎市)、「金の井酒造」(栗原市)。

 「乾坤一」の大沼酒造店は今回が初参加。金の井酒造は「純米蔵で仕込まれた特別に華やかなお酒で初めて日本酒に触れる人に飲んでいただきたい」と和田さんが薦める「綿屋 純米大吟醸酒界浪漫」などを出品。佐浦は「普通の甘酒より透明感があり、販売店も少ない」という「浦霞」の甘酒を用意する。

 フードコートでは地域の特産物を使った日本酒に合うイベント限定メニューを提供する。「厚揚げのピリ辛肉みそ」(350円)、「フライドポテト 酒盗マヨ添え」「ポークスペアリブとレンコンのみそ焼き」(以上400円)、「鯛(たい)だし茶漬け」「ホヤとキノコのアヒージョ」(以上450円)、「秋の晩酌セット(笹かまの磯辺揚げ・鶏の唐揚げ・枝豆・ロースト牛タン、蔵王 特別純米酒 原酒 秋あがり 90ミリリットル1杯付き)」(850円)、「仙台うみの杜水族館オリジナル 枡(ます)付き刺身盛り」(1,000円、限定200個)など。会場内には缶詰のおつまみがランダムで出てくる「ガチャ」(1回400円)も用意する。

 和田さんは「宮城の酒と食べ物があり、魚たちが泳ぐ特別な空間をお楽しみいただければ」と話す。「これからも息の長いイベントとして定着していけば」とも。

 対象は20歳以上。開催時間は18時30分~21時30分(受け付けは18時~、最終入館は21時)。料金は前売り(オリジナルグラス、試飲チケット1枚付き)=2,900円、当日(試飲チケット1枚付き)=3,100円、試飲チケット=1杯300円、4杯1,000円。年間パスポートでの入館も可能。JR中野栄駅からシャトルバスを約15分間隔で運行する。運行時間は17時45分~21時45分。

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