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「キモかわいい」ダイオウグソクムシのスイーツ、仙台うみの杜水族館で人気に

その名の通りの「ダイオウグソクムシみたいなおおきなスイートポテト」

その名の通りの「ダイオウグソクムシみたいなおおきなスイートポテト」

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 仙台うみの杜(もり)水族館(仙台市宮城野区中野4、TEL 022-355-2222)で現在、ダイオウグソクムシをモチーフにした「深海スイーツ」が来館者の人気を集めている。

深海スイーツ第2弾「ダイオウグソクムシまんじゅう」

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 2017年5月に1階「深海 未知のうみ」コーナーをリニューアルした同施設。ダイオウグソクムシやヌタウナギなどの深海生物をはじめ、宮城県沖合底びき網漁業協同組合の協力により県内で捕獲された貴重な深海魚の標本などを展示している。

 展示生物のダイオウグソクムシが子どもや若い女性層などに「キモかわいい」と人気だったことから、「ダイオウグソクムシみたいなおおきなスイートポテト」(1,350円)を開発。3月23日の販売開始直後からSNSで話題を集め、1日で20~30個を売り上げる人気商品となっている。

 同商品は、さつまいもペーストにマーガリン・練乳・ホイップクリームを練り込み、ダイオウグソクムシの形に整えて焼き上げたスイートポテト。大きさは全長155ミリで、重さは420グラム。「特に顔は非常に工夫した。目の部分や触角もうまく表現できるようにこだわった」と同施設担当者。ケーキボックス型のパッケージには、ダイオウグソクムシのイラストをはじめ、学名や特徴、生息地域などの紹介もデザインした。

 好評を受け、4月13日には「深海スイーツ」第2弾として「ダイオウグソクムシまんじゅう」(9個入り、900円)も発売。ダイオウグソクムシをかたどった皮で黄身あんを包んだまんじゅうで、「色にもこだわり、ダイオウグソクムシのイメージでグレーにした」と担当者。こちらも売れ行きは好調で、1日20個近くが売れているという。

 「どちらも当館でしか買えない商品。実際の展示と合わせて楽しんでもらいたい」と担当者。「館内には深海生物がまだまだいるので、『深海スイーツ』シリーズとして今後も企画していきたい」とも。

 1階ミュージアムショップ「umimori shop」で取り扱う。営業時間は9時~18時30分(最終入館は18時)。入館料は大人2,100円ほか。

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