改元初日の5日1日、つけそばと山形肉そばの店「蕎麦(そば) 令和」(仙台市宮城野区小鶴2、TEL 022-355-0004)が利府街道沿いにオープンした。
担当者は「新しいスタイルのそば店を開こうとしていたタイミングで元号も変わるので、非常に縁起が良いと考え、新元号を店名にしようと思った」と話す。席数は、カウンター4席、テーブル16席、小上がり20席。
1年以上試行錯誤を経て完成したというつけそばは、ラー油を入れた冷たいつけ汁で食べる「豚つけ蕎麦(冷)」、黒こしょうと鶏油(チーユ)を入れた温かいつけ汁で食べる「鶏つけ蕎麦(温)」(以上780円)の2種類で、看板メニューは両方のつけ汁をセットにした「令和つけ蕎麦(冷・温セット)」(880円)。
「どちらも濃厚で、最初は少ししょっぱいと感じるかもしれないが、食べ進むうちに思わず癖になる味。半分くらい食べ進めたら、無料の生卵をつけ汁に入れてマイルドになる味の変化を楽しんでほしい。卓上にある天かす、魚粉、一味、七味、ラー油もお好みで」と同担当者。食後は、そば湯ではなく「だし割り」を提供し、「だしで濃厚なつけ汁を割って、スープとして味わってみていただければ」。
「もり蕎麦(冷or温)」「かけ蕎麦(温)」(以上380円)、「のりつけ蕎麦(冷)」「ごまつけ蕎麦(冷)」(以上580円)、「山形肉そば(冷or温)」(680円)、「鳥中華(冷or温)」(730円)も提供する。そばは数種類のそば粉と小麦を配合した5割そばで、1人前300グラム。大盛りは100円増し、特盛りは200円増し。
「野菜かきあげ天」(160円)や「ゲソ天」(180円)、「海老(エビ)天」(200円)などの天ぷらや、おにぎり(130円~)、いなり(1個80円、2個150円)も用意する。
営業時間は11時~21時。