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仙台で羽生結弦選手の新モニュメントデザイン発表式 定員600人に応募2万件超

新モニュメントデザイン発表後、あいさつする羽生選手

新モニュメントデザイン発表後、あいさつする羽生選手

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 フィギュアスケーター羽生結弦選手の新モニュメントデザイン発表式が4月20日、日立システムズホール仙台(仙台市青年文化センター、仙台市青葉区旭ケ丘3)で開かれた。

新モニュメントデザイン発表、除幕の瞬間

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 日本のフィギュアスケート発祥の地「五色沼」を国内外へアピールするとともに、冬季五輪金メダリストの荒川静香さんと羽生選手の偉業をたたえようと仙台市は2017年、地下鉄国際センター駅南側に2人のモニュメントを設置。2018年平昌冬季五輪のフィギュアスケート男子シングルで66年ぶりの五輪2連覇を成し遂げた羽生選手の偉業と功績を顕彰するため、新たなモニュメントを設置することを決めた。

 大きさは、既存のものと同じ横1.6メートル・縦2.3メートル。「2017年~18年シーズンの羽生選手の活動を象徴し、印象に深く残るシーンをイメージした」というデザインは、平昌冬季五輪のフリープログラム「SEIMEI」の演技の姿をモチーフにした。

 郡和子市長、斎藤範夫市議会議長と共に除幕を行った羽生選手は「発表式に仙台に足を運んで皆さんの前に立てること、話せることをうれしく思う」とあいさつ。発表会やモニュメント製作に携わった関係者、仙台や全国のファンへの感謝を口にした。発表式には600人の定員に対して2万件を超える応募があったことから、ライブ動画で見ているファンにも言葉を送った。

 「荒川さんの隣に自分が2人並ぶというのは恐縮で」と苦笑いしながらも、「本当に2連覇したんだなと感慨深い思い」と話すと、会場から大きな拍手が起きた。「自分もモニュメントを建てたいと思ってくれる、仙台でフィギュアスケートをやっている子が1人でも増えたらうれしい」と期待を寄せ、「いつどこで自分が見ても気持ち良く思えるような自分を目指して、これからもやってほしい」とエールを送った。

 除幕式は4月29日13時30分~14時、地下鉄国際センター駅で行われる。「これをきっかけに仙台へ足を運んでくださる方が増えたら」と羽生選手。2つ並ぶモニュメントの「表情や靴の使い方、ポーズの仕方など、細かいところかもしれないがじっくり比較しながら見ていただけたら」と呼び掛ける。

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