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仙台・国分町にデザートバー 口当たり変わる「熟成ガトーショコラ」主力に

デザートバー「チョコレートな関係」店内

デザートバー「チョコレートな関係」店内

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 仙台・国分町にデザートバー「チョコレートな関係」(青葉区国分町1、TEL 022-797-1606)がオープンして1カ月半がたった。

熟成ガトーショコラの食べ比べができる「マイルド&ビター フルーツ盛り」

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 甘いものが苦手な人でも楽しめるデザートバーとして2月14日のバレンタインデーにオープンした同店。「熟成ガトーショコラ」をメインに、札幌発祥の「シメパフェ」をアレンジした「仙台流シメパフェ」、カクテルやウイスキー、ワインなどのアルコールやソフトドリンクを提供する。店舗面積は18坪。席数はカウンター8席、テーブル5席。客単価は1,000円~2,000円。

 看板メニューの「熟成ガトーショコラ」は札幌出身の店主、宍戸俊彦さんが開発した。ガーナ産チョコレートを使い、グルテンフリーにこだわり、独自の製法で焼き上げる。適切な温度帯で寝かせることでチョコレートの油脂が流れ出し、日がたつごとに生チョコのようにしっとりとろける口当たりに変化していくのが特徴という。

 開発のきっかけは、宍戸さんが札幌の創作カクテルバーで働いていた時、提供したオレンジ蜂蜜のガトーショコラを食べた男性客からの「おいしいんだけど一口でいい」という一言だった。「甘いものが得意でない方が好きになれるガトーショコラを作れないだろうか」と試作を繰り返し、半年以上かけて完成にこぎ着けた。

 熟成ガトーショコラは「65%マイルド」と「75%ビター」の2種類を用意する。賞味期限は製造から20日間で、「焼き上がりから8日間は一般的なガトーショコラとして楽しめ、焼成9日目から熟成がスタートする」という。

 店内では、数日間寝かせたガトーショコラの食べ比べができるプレート「マイルド&ビター フルーツ盛り」(950円)と、生ハムやチーズなどと組み合わせた夜限定のプレート「塩気と甘味の表現」(1,200円)で提供。テークアウトは1箱(250グラム、各2,315円)で販売する(価格は全て税別)。

 「甘いものの好きな方は65%マイルドから、苦手な方は75%ビターからお試しいただければ」と宍戸さん。「たくさんの方に食べてもらいたい。男性のお客さまにも召し上がっていただければ」と呼び掛ける。

 営業時間は13時~23時(4月から土曜は24時まで)。水曜定休。

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