宮城県産養殖ギンザケブランド「みやぎサーモン」を使った駅弁「みやぎサーモン押し寿司(ずし)」が現在、JR仙台駅で販売されている。
1976(昭和51)年に宮城県で始まったギンザケの養殖。県内では現在、石巻市・女川町・南三陸町で行われており、国内生産量の90%以上を占める。中でも「みやぎサーモン」は、宮城県産米を飼料原料とし、水揚げの際に「活(い)け締め」「神経締め」と呼ばれる鮮度維持のための処理を施す生食用ギンザケの最高級ブランド。昨年5月、地域の農林水産物をブランドとして保護する国の地理的表示保護制度(GI)に宮城県第1号として登録された。
「みやぎサーモン押し寿司」は、東日本大震災からの復興と「みやぎサーモン」に懸ける生産者の思いを形にした商品。みやぎ銀ざけ振興協議会(石巻市)、宮城県、JR東日本仙台支社(仙台市青葉区)と日本レストランエンタプライズ仙台支社(同)が連携し、昨年初めて販売した。
日本レストランエンタプライズ仙台支社担当者によると、昨年は6581個を出荷し、「癖がなく、とてもおいしい」と好評を得たという。
宮城県産「ひとめぼれ」を使った酢飯の上に酢で締めたみやぎサーモンをのせ、酢飯の中にもみやぎサーモンを入れる。大根の甘酢漬け、ワサビ、ユズの皮をトッピングし、6個中3個の酢飯に白ゴマをまぜ込んで風味をつけ、みやぎサーモンと野菜のマリネも添えるなど改良を加えた。
現在、1日平均で約70個を販売。担当者は「観光客はもとより地元の方々にもお楽しみいただきたい。さっぱりした脂、凝縮された甘味とうま味が特徴のみやぎサーモンを駅弁でお楽しみいただければ」と呼び掛ける。
価格は1,100円。駅構内の日本レストランエンタプライズ駅弁売り場7店舗(「駅弁屋 祭」を含む)で販売する。準備数は7000個限定。無くなり次第終了。