JR仙石線・仙台~石巻間が11月22日、開通90周年を迎える。JR東日本仙台支社は利用者への感謝の気持ちを込めて、沿線でおもてなし企画を展開する。
車両ごとにジャンルの異なるラッピングが施されたマンガッタンライナーII
宮城電気鉄道が1925(大正14)年に仙台~西塩釜間で営業を始め、1927(昭和2)年には松島海岸まで延伸。1928(昭和3)年11月22日に松島海岸~石巻間が開通した。1944(昭和19)年5月1日に宮城電気鉄道は国有化され、仙石線という路線名称が制定された。2000年3月11日には仙台~あおば通間が開通した。
22日から始まる「記念スタンプラリー」では、JR松島海岸駅・石巻駅・松島観光案内所・石ノ森萬画館の計4カ所にスタンプを設置。全てのスタンプを集めた人に「仙石線開通90周年限定 石ノ森萬画館オリジナルクリアファイル」(限定900個)を進呈する。スタンプ台紙はJR仙石線内主要駅(あおば通・仙台・多賀城・本塩釜・松島海岸・矢本・石巻)で配布する。来年2月19日まで(クリアファイルはなくなり次第終了)。
24日には石巻駅で90周年記念セレモニーを開き、石巻圏観光推進機構が主催する旅行商品「仙石線開通90周年&石ノ森章太郎生誕80周年記念ツアー『マンガッタンライナーで行く!萬画ミステリー列車』」の出発式を行う。
25日からは、毎週日曜11時47分にJR石巻駅に到着するマンガッタンライナーの乗客に渡している乗車記念証明書を「仙石線開通90周年バージョン」に変更。なくなり次第、従来デザインの乗車記念証明書に切り替える。