宮城県内沿岸エリアの復興の状況をカードに収めた「みやぎ復興まちづくりカード」第2弾が現在、15市町で配布されている。
裏面には復興まちづくり事業のデータやイメージ、QRコードが入る
被災沿岸市町の魅力や復興まちづくりの情報発信を目的に、宮城県土木部復興まちづくり推進室が企画した。津波被災地の現在の姿をカード化して配布することで内外の人に復興状況に関心を寄せてもらおうと、県今年6月に第1弾を作製。復興の様子と観光のイメージ写真などを記載した。
第2弾は復興まちづくりの状況や防災施設の写真や航空写真を両面に掲載。表面には「海と生きる(気仙沼市)」「みなとまちの復活(塩釜市)」などの言葉をあしらい、裏面には復興まちづくり事業のデータ、復興のイメージ図、市町のSNSやオフィシャルサイトなどのQRコードを入れた。
担当者は「実際に沿岸市町へ足を運んでもらって、復興の状況を知ってほしい。カードを持ってその場所を訪れてもらえれば」と話す。
配布場所は、気仙沼市、南三陸町、石巻市、女川町、東松島市、松島町、利府町、塩釜市、七ヶ浜町、多賀城市、仙台市、名取市、岩沼市、亘理町、山元町の市役所・町役場・公共施設など。
各市町100枚限定。配布期間は2019年3月31日まで。