丸森町産商品の認知拡大・販売促進を目指すアンテナショップ「Maruphoria(マルフォリア)」(仙台市青葉区大町2、TEL 022-397-6923)が11月5日、広瀬通沿いにオープンする。
丸森町の農産物や既存の商品を都市圏・首都圏の消費者ニーズに合わせて高付加価値化し、新たなブランドとして商品化する事業を行う地域商社・GM7(丸森町)が運営する。
店名の「マルフォリア」は、イタリア語で「幸福感」を意味する言葉であるユーフォリア(Euphoria)と、丸森の「MARU」を合わせた造語。「丸森と常に隣り合わせの『幸せ』を消費者へ届けたい」という思いから名付けた。ロゴマークは、丸森の「M」と三日月をモチーフにデザインした。
店内では、同社がプロデュースしたブランド米「いざ初陣」、都市圏向け商品としてパッケージを手掛けた耕野地区産の蜂蜜「MARUMORI HONEY」や筆甫地区の特産品「ひっぽのへそ大根」のほか、「米ヌードル」「えごまオイル」「ヤーコンドレッシング」など丸森町産のさまざまな加工品を販売。カリーノケールやカーボロネロ、バターナッツカボチャ、ヤーコンなど旬の野菜も取りそろえる。メインターゲットは30~40代の主婦層。
今後はニーズを反映しながら商品の拡充や展開を図る。担当者は「地元で愛されているものでも、町外ではあまり知られていないものがまだまだたくさんある。多くの方に知っていただき手に取ってもらいたい」と呼び掛ける。
営業時間は11時~19時。土曜・日曜・祝日定休。