わらの大きな炎で一瞬にして焼き上げる土佐名物「わら焼き」をメインに提供する「わらやき屋 仙台国分町」(仙台市青葉区国分町2、TEL 022-797-8245)が9月5日、エーラクフレンディアビル1階にオープンした。運営はゼットン(東京都港区)。
わら焼きはもともと、カツオのたたきを作る際、束にしたわらに火を付けてカツオの身の表面をあぶる調理法。スタッフは「高温で一気に食材を焼き上げるため、うま味が凝縮され、土佐の地酒との相性も存分に楽しんでいただける」と話す。
店舗面積は約70坪。席数は、カウンター17席、ボックス36席、テーブル3席、小上がり39席、半個室24席の計123席。店内は古材を使い、「独特の重厚感と温かさのある雰囲気」に仕上げた。カウンター席からはわら焼きを仕上げる様子が見える。中心ターゲットは30~50代の男性で、客単価は4,500円。
わら焼きメニューは、「かつをの塩たたき」「土佐はちきん地鶏もも肉~にんにく醤油(しょうゆ)わら焼き~」(以上1,390円)、「ニラつくねの藁(わら)焼き」(780円)、「うつぼの藁たたき」(1,490円)「鯨藁焼き」(1,800円)のほか、チーズや野菜のわら焼きも用意する。
「芋天」(590円)、「のれそれ」「どろめ」(以上490円)、「マヨネーズラーメン」(680円)、「青さのりと豆腐のサラダ」(690円)、「うつぼの唐揚げ」(790円)、「炙(あぶ)り鯖(さば)の棒寿司」(890円)などの土佐料理も提供する。ドリンクは、土佐の地酒、焼酎、果実酒やビール、サワー、ハイボールなどを用意する。
営業時間は17時~24時(金曜・土曜・祝前日は翌3時まで)。