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仙台産朝採り枝豆をその日のうちに提供 市内飲食店で「仙台枝豆プロジェクト」

仙台市内の農地で朝収穫した枝豆。低温管理してその日のうちに飲食店へ配送し、当日中に提供する

仙台市内の農地で朝収穫した枝豆。低温管理してその日のうちに飲食店へ配送し、当日中に提供する

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 その日の朝に採れた枝豆のおいしさを知ってもらおうと、仙台市内の飲食店で現在、仙台産「今朝採り枝豆」が提供されている。

おいしく食べるためには「なるべく早く、ゆでるなどの調理を」

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 仙台市は生産者や流通業者、関係機関の協力の下、仙台産枝豆の高付加価値化により農業者の収益向上を図る取り組みとして、2013年度から「仙台枝豆プロジェクト」を展開。生産方法、流通システムなどを確立し、良質な枝豆を提供する仕組みを構築することにより、仙台産枝豆をブランド化し、仙台の新たな特産品にすることを目指す。

 今朝採り枝豆の提供は、市内の飲食店などと連携してPRすることで地域経済の活性化を図ろうと、プロジェクトの一環として2015年から行っている。通常は消費者に提供するまで2日ほど要するが、市内の農地で朝収穫した枝豆を低温管理して飲食店へ配送し、当日中に提供。「鮮度が落ちやすい枝豆を、収穫から提供までの時間をできる限り短くすることで、採りたてのおいしさのまま提供できる」という。提供される品種は月によって異なり、8月は「湯上がり娘」、9月は「ゆかた娘」、10月は「つきみ娘」「秘伝」。

 今年は、一番町エリア、国分町エリア、仙台駅前エリア、その他(青葉区・若林区・太白区)の飲食店88店舗、販売店1店舗(8月10日現在)で提供。提供日や提供メニューは店により異なる。

 主な参加店舗は、「いろり酒場たら福 文横店」(青葉区一番町2)、「おでん こうぞう」(一番町1)、「肴処(さかなどころ) やおよろず」、「肉男(ミートマン) 仙台」(以上、一番町4)、「居酒屋 おのちゃん」(国分町2)、「自然・食彩・浪漫(ろまん) おしか」(国分町3)、「大かまど飯 寅福」、「郷土料理 みやぎ乃」(以上、中央1)、「ぃぃ居酒屋 アラタ」(若林区舟丁)、「いき粋R」(太白区長町5)など。

 プロジェクト担当者は「生産地と消費地が近い仙台だからこそ味わえる特別なおいしさ。10月までさまざまな品種の枝豆を提供予定なので、品種による味わいや香りの違いもお楽しみいただければ」と呼び掛ける。

 提供期間は10月中旬までを予定。

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