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仙台市中心市街地で「仙台初売り」 各商業施設も趣向凝らした福袋そろえる

福袋に商品を詰める作業に追われる藤崎のスタッフ

福袋に商品を詰める作業に追われる藤崎のスタッフ

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 仙台市中心市街地で2018年1月2日、正月恒例行事「仙台初売り」が行われる。

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 藩政時代から続く仙台の伝統的な正月行事「仙台初売り」。商店街の各店が一斉に営業を始め、福袋目当てに前日からの徹夜組や早朝から開店を待つ客が長い行列を作るなど、毎年にぎわいを見せる。全国でも認知度が高く、各商店街では鏡開きや太鼓演奏、甘酒・お汁粉の振る舞いなどで客を「おもてなし」するのも特徴。

 仙台の老舗百貨店「藤崎」(青葉区一番町3)では、ファッション・食品・リビング用品・呉服・宝飾品・服飾雑貨など計3万個以上の福袋を販売。「センダイガールズプロレスリング 仙女体験福袋」(限定15人、1万8,000円)、「ドローン福袋」(限定10人、16万円)、「1泊ディナー・朝食付き ペア人間ドック(脳健診付き)福袋」(限定10組、18万円)、「ホテルメトロポリタン仙台×ベガルタ仙台 ベガルタ仙台が祝福 ウエディング福袋」(限定1組、163万円)など、特別企画限定福袋15種類も用意する。

 藤崎広報担当者は「開けてうれしくなるような福袋本来のわくわく感を目指して、百貨店ならではのブランド、品質の福袋を用意した。ファッションはもちろん、食品や服飾雑貨、リビング用品など、デーリーな福袋も充実の品ぞろえとなっている。新年の幕開けと街のにぎわいを感じながら、藤崎での初売りをお楽しみいただければ」と呼び掛ける。

 仙台駅前の商業施設「エスパル仙台」(青葉区中央1)本館・東館・IIの全館では、各ショップ限定福袋のほかオリジナル福袋合わせ、計2万2000個以上を販売。「ホテルメトロポリタン仙台 美しくなる福袋」(限定5個、3万円)、「日頃のありがとうを添えて お祝い会食福袋」(限定10個、4万円)、「ホテルメトロポリタン仙台 スイートルームリニューアル記念福袋」(限定5個、5万円)、「ホーム開幕戦ペアチケット付き 楽天イーグルスコラボ福袋」(限定10個、5万円)など。

 「仙台ロフト」(青葉区中央1)では、東北学院大学の学生団体「もりまちCoAL」と連携し「仙台ロフト×東北学院大学 産学連携『東北6県福袋』」を販売。「東北で製作している商品を使ってもらうことで、出身にかかわらず、東北の隠れた魅力に気付いてもらい、実際に各県を訪れてもらうきっかけをつくりたい」との思いから東北6県出身の学生が企画した福袋で、3回目の販売となる。2018年の初売りでは、「学生が選んだ各県の名産品と、知る人ぞ知る逸品」を詰め込んだ、「宮城・福島箱」「青森・岩手箱」「秋田・山形箱」の3種類(各限定5個、各5,000円)を用意する。

 2018年で開店15周年を迎えることから企画された「仙台ロフト15周年福箱」(限定15個、3,240円)も販売。仙台ロフト担当者は「開店当時から15年間変わらずお客さまに愛されている商品たちを集めた、『ロフトらしい』雑貨が詰め込まれたオリジナル福箱になっている」と話す。

 初売り開始時間は、藤崎・エスパル仙台=8時、仙台ロフト=9時。

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